10月も半ばとなった。
さすがに朝夕は冷える。
こうなると植物は急速に秋の装い急ぐことになる。
わが里山でも、まだまだ周囲は緑色が支配しているが、良く目を凝らすと色彩の移ろいを見つけることができる。
山椒の実は先日まで緑色の堅いものだったが、すっかり赤くなりはじけて黒い種が中に見えている。
山椒の紅い果肉と黒い種 |
一本だけ目立つ |
もう少ししたら収穫して干し柿を作る |
ハロウィンお化けカボチャを収穫した。
色付きも程よく橙色になった。
これ以上大きくはならなかった |
このファームでぜひ紹介したい『赤』色が、実はもうひとつある。
ため池の表面が不思議な赤になるのである。
赤というよりは赤銅色とでもいうくすんだ色。
はじめて目にする方は、たいそう驚かれる。
不思議なことに、朝から午後3時くらいまではこの赤色であるが、次第に緑色(彩度・明度とも低い黄緑色)に変色する。
夕方遅くには全面が緑色になってしまう。
大雨が降って水の流れ、動きが発生すると、もとの単なる濁ったため池になるのだから、表面に何かしらの変化する物質なり生物が存在するのだろう。
光合成を行うプランクトンか、とも思うがよく判らない。
赤潮が発生するような富栄養化が進んだ汚れた水質なのだろうか。
いわゆる生活雑水などの汚染水の流入は殆どない。
何か特定の肥料分が偏って流入したのだろうか。
鉄分の錆の色かとも考えたが、緑色に変化するのが不思議だし、特に鉄分が多い土壌ではない。
第一、いままでにこれほど赤くなったことはない。不思議である。
不思議な色の変化をみせるため池(2011/10/11撮影) |
血の池地獄という風景か・・ 空の青・山の緑・池の赤がみごとなコントラスト |
変化をご覧頂きたい。
午前10時の赤 |
午後5時の緑 |
以下も同じ日の午後5時の写真である。
紅葉と秋の実りの素晴らしい彩りから、少々気持ち悪い赤の話となってしまった。
申し訳ない。
いま、このような写真を公開したことを後悔している。 ( orz )←失意前体屈
こんにちわ。 お邪魔します。
返信削除はじめまして。ritmoって言います。
酵素浴で検索しててヒットしたのでお邪魔したのですが、
実に素敵です。
また遊びにきます。
お邪魔しました。
いつもご覧頂いてありがとうございます。
返信削除茨城の田舎で、気ままに趣味の世界に遊んでいます。
その時々の感じたこと・見たこと・気がついたこと・疑問に思ったことを駄文ではありますが綴っています。
里山での農的暮らしの素晴らしさを、少しでも皆様にお伝えできれればと願っています。
引き続きご覧頂ければ幸いです。