先だっての台風で茎が倒れたものの、実は十分に付いている。
実が黒く色付いたもの、まだ緑のもの、バラバラである。
我が家の常陸秋そばの実 |
倒れたもののそれぞれにはしっかりと実が付いている |
刈取りタイミングをどのようにすべきかを相談すべく、『水府愛農会』(常陸太田市和田)にお邪魔してご教示を願った。
水府愛農会HP ⇨ 水府愛農会
水府愛農 |
今日お会いした和田氏は高校の大先輩でもあり、懇意にしていただいている。
『水府愛農会』は常陸太田市内の旧水府村で常陸秋そば・小麦を栽培している団体である。
大規模な営農を行っており、設備も、機械も素晴らしい。
今日は製粉作業をしている内部もご案内していただいた。
特別に許可を得て写真を撮らせてもらったものを紹介したい。
製粉室の内部 最新型の機器が揃っている 左側の機械から時計回りに処理が連続して行われている |
第1ステップの玄そば磨き器 内部でブラシが回転している |
第2ステップの石抜き 磨かれた玄そばが自動的に流れて来て篩にかけられる |
第3ステップの大きさ選別器 5段階の大きさに選別される |
第4ステップの皮むき |
第5ステップの石臼製粉 |
実体上は、コンバインで刈り取って来た蕎麦の実をこの大型乾燥機で水分調整を図りつつ乾燥させるのが第一のステップのようだ。
大型コンバイン、大型トラクター、冷蔵庫、倉庫などなど、専門集団の農機具・機械設備にはだだただ圧倒された。
『水府愛農会』は、主に蕎麦店向けにそば粉を卸しているという。
常陸秋そばの人気は高く、広くニーズに応えるために耕作面積を拡大しているようだ。
メンバーの皆さんは、この有名銘柄を並々ならぬプライドを持って栽培している。
だからこそ出来る、この規模での高い品質を維持し作付けである。
たただただ脱帽である。
帰りにはそば殻をたくさん頂戴した。
稲の籾殻でクンタンを作っている話をしたところ、そば殻でも良いクンタンが出来ると教えてくださり、持ち帰りを勧めてくださった。有り難いことである。
さっそく戻ってそば殻クンタンに挑戦してみよう。
この『常陸秋そば』ブランドの蕎麦を、同じ県北地の同じような環境で栽培できることがうれしい。
我が家で育てた常陸秋そばは、あと一週間から10日ほど様子をみて、刈り取るようにご指導いただいた。
早く製粉して食してみたいと改めて強く思った。
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