2018年4月9日月曜日

里山点描 2018年4月上旬

一年で一番花の多い季節を迎えている。
一気に彩を増し、なんとも賑やかな里山である。
ソメイヨシノはほぼ終わり、葉桜になりつつある
ソメイヨシノに替わり、八重の枝垂れ桜が見ごろに

タンポポの群生
道の駅常陸大宮 かわプラザの芝桜が見ごろだ
ツバメが飛び交うようになった
新緑の山にヤマザクラが映える
田んぼでは田植え準備が始まっている
最近、鯉のぼりを揚げる家が少なくなった
やはり新緑と青空とに映える鯉のぼりは気持ちがいい

2018年4月3日火曜日

東京・荻窪 はちみつ専門店 L'ABEILLE

東京・JR荻窪駅近くにL'ABEILLE(ラベイユ)というはちみつ専門店がある。
かねてより一度訪ねてみたいと思っていたお店。今日、所用で都内に出たついでに立ち寄ってみた。
商店街から住宅街に抜ける細い路地の一角にある小さな店舗で、とてもオシャレだ。
店舗前のテーブルにはギフト見本のディスプレイ

店舗入り口の看板
店舗正面の壁

店内は(当然だが)世界各地からのはちみつで埋め尽くされている。
各商品はコンセプトが見事に統一されていて、ディスプレイ、店内外の装飾等、どれとっても素晴らしく洗練されている。さすが高級はちみつ専門店である。
お店の方の、商品についての知識は当然として養蜂全般に関する知識も豊富で感心した。見学中にも数人の来店者があり、それぞれのお客さまに対する商品選択のアドバイスと説明が見事で、小生も耳を傾けてしまった。
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わが百花蜜「玉川里山はちみつ」も、いつかこのようなお店で販売(自らでも、委託でも)できたら嬉しい。
だがそれは安定したはちみつ生産が可能になってからの話。いまは飼育群れを増やす・収穫量を増やすが優先している段階であり、ずっとずっと先の夢で・・・。

それにしても、このお店は廉価はちみつと明確な差別化を図り高級路線をとっているわけだが、各店舗の立地条件でこれだけの設備・サービスを提供してビジネスとして立派に成り立つのである。真に良質なはちみつが持つ訴求力・人を魅了する力・価値とは、恐ろしく高いことがわかる。加えて優れた販売力とイメージ戦略。最強だろう。なかなか真似はできないが立派なビジネスモデルであり、目指したいお手本だ。
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店舗の外にはひっそりと巣箱が置いてあった。
空だろうが、これが巣箱と気付く来店者・通行人はどれだけいるだろう。このさりげなさが良い。
一般的な巣枠式の(空)巣箱が店舗前に置いてある
小冊子を頂いてきた。
商品紹介の冊子(上)と
はちみつの活用方法紹介冊子(下)
短時間の訪問ではあったがとても良い刺激を受けた。これでまた更にはちみつに(生産側として)ハマりそうだ。