仕方あるまい。
今日(10/3)午前10時頃、常陸大宮市東野地区でまた民家が全焼する火災が発生した。
先日のJR玉川村駅前の火災から何日も経っていない。
まさに消防ホースも乾かないうちに、である。
そして、またもや荒れ狂う炎をごく間近に見た。
今回は、大宮北小学校(旧玉川小学校)と保育園のすぐ隣の民家が焼けた。
児童・園児が居る時間帯の火災であり、付近は物々しさに騒然とした。
風が強く、焼け焦げた臭いを含んだ黒い煙は広範囲に流れた。
この一週間の間に、この狭い街で立て続けに民家全焼の火災が連続発生するという事態は、ただならぬことと皆が感じ、緊張したはず。
心配そうに遠目に様子を見ていたご老人方は口々語っていた。
今年は大変な年だ・・と。
手の施しようが無いほど火の廻りが早く、焼け落ちた |
臭いのきつい煙があたりを覆った |
続々と消防車が到着した |
近くの玉川からポンプで消火水を汲み上げる揚水(取水)部隊 実にシスティマティクで、動きに無駄が無い 訓練されている様子がよくわかる |
玉川の揚水(取水)ポンプから火災現場までは100mほどあるが テキパキとした動きでホースが繋がれ、すぐに通水した |
場合によっては自らの生命の危険も顧みずに消火に当たる消防士たち。
アメリカでは、消防士(Fire Fighter)は男の子が将来なりたい職業のNo1であるし、名誉ある誇り高き職業・尊敬される職業である。
日本での評価はアメリカ程ではないかもしれないが、けして劣るものではないと思う。
一連の無駄の無い動き、システマティックな消火作業。場数も相応に踏んでいるのだろうし、日頃の訓練の成果でもあるだろう。
さすがだ。
彼らのひたむきな姿が瞼に焼き付いてはなれないでいる。
ここ数日で、なにかとてつもなく尊いものに接した気がした。
本来、彼らの誇り高き姿が見られないようである社会が、望ましいのだが。
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