2014年7月30日水曜日

2014年 第2回ニホンミツバチ採蜜会の開催のお知らせ

今年2回めとなるニホンミツバチ採蜜作業を以下のとおり行います。
ミツバチを間近で見られ、巣箱の内部を直接観察できます。
(そして、巣箱から直接ハチミツを試食・・試嘗めできるまたとない機会です)

できるだけ多くの方にご参加頂きたく、お盆の後の土曜日午後にセットしました。
ご参加、お待ち致しております。

■日時  2014年8月16日(土) 13:00〜15:00
     ※小雨実施
■場所  ひたち里山ファーム (JR水郡線 玉川村駅近く)
■問い合わせ・参加お申し込み
    hitachi-satoyama-farm@live.jp  まで

尚、参加は無料です。
咲き始めたヒマワリにも

2014年7月25日金曜日

皆、トウモロコシが大好きだ

トウモロコシが旬の季節だ。
我が家では、長い期間収穫できるように時期を少しずつずらして何段階か苗の植え付けをしている。いまの収穫時期は第二弾目のトウモロコシ。

今年はハクビシンが襲ってきていないので例年になく収穫出来ており、見かけは多少悪いものの茹でて味覚を楽しんでいるところだ。
朝採って茹でて食べる自家栽培トウモロコは美味い。

第三弾目のトウモロコシの花が咲いているのだが、そこはミツバチ達の楽園と化している。
第三弾めのトウモロコシは花が咲いている状態だ
ここに大きな花粉団子を足に付けたミツバチが何匹も群がっている。



トウモロコシは、上に咲く雄花から下にある雌花の髭に、花粉が落ちて受粉する。
ほとんどが風によるものだろうが、それを助けるようにミツバチ達が勢いよく花粉を飛び散らかしている。
自分の脚に集める以上に、花粉を落下させている
この風景を眺めていると、神の造り賜うた自然の仕組みはなんと精緻で無駄のないことかと思う。

ミツバチが足に付けた花粉団子や蜜は、近くに設置してあるわがミツバチの巣箱に運ばれて行って、巣となり蜜として貯め込まれるに違いない。
その巣もいつかはわが手によって収穫され、ハチミツとなって至福の歓びをもたらしてくれる。
嗚呼、なんとまあ見事な連鎖であることよ。

2014年7月21日月曜日

2014年 玉川はちみつ 完成


先週13日に巣箱を1段外した。
一晩掛かって垂れ蜜を集め、長~い時間掛けて(・・・正確にいえば、ベタベタであるため長い時間がどうしても掛かってしまうのである)ろ過し、不純物を取り除いた。
そうしてやっと瓶詰めとなり、『玉川はちみつ』が形になった。

ミツバチ達がせっせと集めた蜜を、いわばいきなり強奪したということと、このような形で我々人間が楽しむ、ということの後ろめたさは多少はある。
         
今年のハチミツの糖度は平均80度。
馥郁たる蜜の香り。ネットリしているが口中ではさらりと溶け、花の香りが微かに広がる。味も濃く十分に満足できるものに出来上がった。

ビン詰めできた総量は、3200g。
ろ過に使ったペーパータオルや容器に残って取りきれなかった分や、こぼれた分などのロスも勘案すると、3500gはあったろう。
素晴らしい成果だ。

早々とご予約いただいていた方々にさっそくお分けした(今年から有償配布とした)。
他、心待ちにしている方も多いので、順次配ってゆくつもりだ。
         
ミツバチを飼うことの楽しみはたくさんあるが、副次的なものにこの採れたハチミツを親戚・知人へおすそ分けすることによってもたらされるコミュニケーションがある。
疎遠になりがちな親戚へ年に一回の手土産持参しての訪問、あるいはたまに会う親しい友人知人との話しのきっかけである。何もしないと切れてしまいかねないリレーションが、確かにつながるのである。

その際、ミツバチを飼いハチミツを採って愉しんでいる・・などと今のこの生活をあまりに自慢し過ぎると、『優雅で暢気なもんだ・・』と思われるので、あくまで控えめにではある。
         
瓶詰め出来なかったハチミツ(ゴミを取りきれなかったもの)は捨てるには惜しいので、ミツバチ達に返還することにした。
ペットボトルのキャップにハチミツを入れ、巣箱の入り口に置いた。
またたく間にハチが集まり嘗めつくした。やはり美味いらしい。
 
(身勝手だが)せめてもの贖罪のつもりである。
ミツバチ達の一心不乱に嘗める姿にすこしだけ心が救わた。
ペットボトルのキャップに入れたハチミツに群がるミツバチ
 

2014年7月17日木曜日

2014年 古代ハス 咲き始め

今年も我が田んぼで古代ハス(大賀ハス)が開花した。
縄文時代のハスがいま東野の田んぼによみがえった。
         
朝、早い時間に見に行くと緑一色の田んぼの中で、可憐なピンクの花が一輪ひときわ目立つ。


今年は確認できた蕾だけで4つある。
まだこれからも葉の下から伸びてきて姿を現すかも知れない。

年々増える予感はしている。
この極楽浄土を思わせるハスがもっともっと咲き揃うとよい。
来年に密かに期待している。

2014年7月13日日曜日

2014年 『玉川はちみつ』の採集

今日(7/13)、予定通り巣箱の最上段の一箱を外し、ニホンミツバチの採蜜作業を行った。
事前に情宣していたこともあって、常陸大宮市内から女性お二人、常陸太田市からも女性がお一人見学にお見えになった。
初めて間近にミツバチを、巣箱を、そして巣の内部をご覧になる方々である。
そしてこの三人が、巣から直接ハチミツを試食出来た幸運な女性たちである。
         
一昨年に続き二回目であるので要領は心得ている。道具も準備済みである。
 暑さのため巣箱の外に出て塊りになっているハチたちを散らしながら、トタン屋根板、巣箱の屋根、天井板と外していった。

つど内部の様子を皆さんに見ていただいた。
最上段と屋根板のあたりにはこんな状態でハチたちが集まって羽を震わせている。
涼んでいると同時に内部に風を送っているのだろう。
天井板のスノコにもビッシリとハチが群がっている
巣がピッタリと貼りついていて、天井板を剥がすのもちょっと苦労した
最上段の天井板を外した様子。蜜がそれぞれの巣にぎっしりと詰まっている。
巣は6枚のように見える
上から2段目の様子。このあたりにも蜜が詰まっている。
巣8枚が整然と並んでいる。黄色い粉状のものは花粉のようだ。
(巣箱の内径は19cm)

計測では、最も上部にため込まれた蜜は糖度84度ほどあったが、下の段の上部では80.7度。同じ段の上下でやはりこれだけ濃度が変わるのである。
この巣から垂れ落ちた蜜の糖度は81~82度あたりになるのであろう。
これでも十分な糖度である。

見学の三人もこの状態の巣から直接蜜を嘗めてもらった。
みなさん感激・・だったことと思う。

上から2段目の蜜はは80.7度
あとひと月ほどしたらこの新しい最上段を外して採蜜する。
どれほど糖度が上がっているか楽しみだ。
         
いま、取り外した巣箱はプラスチックケースの中で静かに蜜を垂らし続けている。
明日夕方には大方垂れ落ちるので、さっそくろ過作業、瓶詰めとなる。
2014年産『玉川はちみつ』がまもなく形になる。
         
今回参加できなかった方も、次回には是非どうぞ。
いまのところ8月24日(日) 18日(月) 16日(土)を予定しています。

※24日⇒18日 7/17に訂正しました。
※※18日⇒16日 7/29に再訂正しました。

2014年7月11日金曜日

空耳(その2) 護国寺か土石流か

先日のブログで、ウグイスのちょっと妙な鳴き声が『旧護国寺』と聞こえる・・という空耳の話を記した。2014/6/11ブログ

以降も例のウグイスの鳴き声はしばしば耳にするのだが、最近は『旧~護国寺』というよりも、むしろ『うわぁー土石流』と鳴いている気がしてならない。

この鳴き声である。皆さんにははたしてどう聞こえるであろうか。

(小雨の中で傘をさしながら撮影したのでやや音質・画質は悪いが、鳴き声は聞こえる)
         
護国寺でも土石流でもどちらでもよいのであるが、先日のブログをご覧になった方から、空耳の決定版ともいえるYoutubeがあると教えていただいた。
すごいビデオである。心して視聴していただきたい。
  このYoutubeだ    ⇒  『空耳MAD バーレーンの実況が日本語にしか聞こえない』
抱腹絶倒。
ちゃんと意味ある日本語にこれだけ聞こえるというのはすごい。
またこれに字幕を付けた方、公開してくれた方に敬意を表したい。

またまた与太話でした。

2014年7月9日水曜日

古代ハス 今年も蕾を付ける

植えてから何年経ったのかも忘れてしまったほど花を付けていなかった古代ハス(=大賀ハス)が、昨年初めて可憐なピンクの花を付けた。
田んぼの稲の深い緑色の中に開いた一輪のハスの花。
まさにそこだけ極楽浄土を思わせる(・・・行ったことはないのでイメージだが)感じがした。

今年も同じ田んぼの同じ場所に、ハスが蕾を付けた。


開花までにはもうしばらく時間がかかりそうだ。
県道からもよく見える田んぼの中である。
車で通過の際に、わき見運転にらならない程度に是非目をやってほしい。

2014年7月7日月曜日

2014年 ニホンミツバチ 採蜜会のお知らせ

来る7月13日(日)に、ニホンミツバチの巣箱を開けて蜂蜜の採集を行うことにした。
その作業を公開し、広く見学希望者を募りたいと思う。

そもそもミツバチを飼っている巣箱に遭遇することがほとんどないだろうし、ましてそのミツバチの巣箱の内部を見学するなど、一般の人はまず体験できないことだろう。
関心のある方にとっては、またとない機会だろうと思う。

そして、その場で採れたて蜂蜜を試食、というか試し舐めができる幸運な人にもなれるのである。

その名もゆかしい玉川が流れ、清浄な野山にあふれる百花からミツバチ達がせっせと集めた蜜である。十分にご満足いただける自信はある。

ぜひお誘い合わせのうえ見学にお越しください。

■日時   2014年7月13日(日)  13:00~15:00
■場所   ひたち里山ファーム  (JR水郡線 玉川村駅 そば)
■申込み・お問い合わせ
    hitachi-satoyama-farm@live.jp  まで
なお、小雨決行。(大雨や大揺れ=大地震の場合には、翌日曜日20日に順延)
今日も一心不乱に蜜と花粉を集めている
蜂蜜を採る(獲る・盗る)のはすこし心痛むが、共存共栄である
         
次の写真は前回の採蜜(2012年9月)の際に開けた巣箱の様子。
今回もこんなふうにぎっしりと蜜の詰まった巣が入っているはず。
乞う、ご期待。
2012年9月1日撮影

2014年7月6日日曜日

2014年 ニイニイゼミ 初鳴き

今日、今年初めてのニイニイゼミの鳴き声を聞いた。
水戸地方気象台が発表した今年の初鳴きは7月3日なので、水戸に比べるとやや遅いものの、ほぼリアルタイムであろう。

夕刻にはカナカナゼミ・・・・ヒグラシの鳴き声も耳にした。
どうやら本格的な『夏』はすぐそこまで来ているようだ。
         
遅きに逸した感はあるが、生り過ぎたプルーンを摘果した。


過去最高の結実
これではさすがに多過ぎだろう。
少しでも大粒に育ってほしい。

2014年7月3日木曜日

2014年 プラム販売はまもなく終了

彩りも鮮やかなプラム収穫作業
3本の樹にたわわに実ったプラム。
毎朝、実を採ってJR玉川村駅前の臨時販売所で皆様にお分けしている。
連日大好評だ。

色付くのが急で収穫が追いつかない。
熟れ過ぎるのも数多く出てきており、収穫期限はあと数日というところ。
ということで、今年のプラムの旬はちょうど一週間だった。
次はプルーンとブルーベリー。

プラム収穫が終わると、季節が初夏から本格的な夏に変わる。