2017年12月30日土曜日

定年オヤジが欝にならぬために

内館牧子さんの「終わった人」という本が来年(2018年6月)映画化され公開となる。仕事ひと筋だったエリートサラリーマンが定年退職後に途方に暮れるという、定年オヤジの苦悩譚である。読まれた方もきっと多かろう。
専業サラリーマンならほぼ全員、完全リタイア・無職となる日はやってくる。その後の日々の過ごし方は残された人生の充実度を大きく左右する。
一般には重たいテーマだが、自営農業に定年はないので幸いだ。

退職後は毎日が日曜日。当初こそ開放感に溢れてやりたかったことを心行くまで堪能でき、それはそれは楽しい日々かもしれない。だが、それらも数年内に一通りやってしまい、その後は何もすることが無くなる人が多いと聞く。多くは六十代で退職するので、まだ頭も体も働く。力を持て余してしまうのだろう。中にはこのタイミングで起業し新たな生活を歩む人もいるだろうが、むしろ例外だろう。
女性の場合、多くはコミュニティネットワークが出来上がっていたりするので比較的マシなのかもしれぬが、オヤジにおいてはこれが悲哀に満ちる。自分だけはそうはならない・大丈夫だというのは、大抵の場合において根拠の薄い自信に基づく。単なる思い上がりらしく多くは数年で脆くも崩れ去る。

 嗚呼、今日も目が覚めて起きてしまった・・(嘆息)。
 また長い1日が始まってしまうな・・(嘆息)。
 今日こそ何して時間を潰そうか・・(嘆息)。
 あ゛~あぁ、気が重い・・(嘆息)。      の日々になるだろうか。

しかも平均寿命は80半ばまで延びているので、死ぬまでには勤めていた期間と同じくらいの長さの日々が待ちうける。その長き日々を思うと欝になりはしまいか。何も手立てを講じずにいて無為に過ごすのはさぞ辛らかろう。準備する期間はたんとあっただろうに。
そんな観点からのお節介だが、趣味であるとともに大人の教養としての養蜂がどんなに素晴らしいものであるかをお伝えしたい。これから退職を迎える人には「終わった人」にならずに済むように、そして既に終わってしまった感のある人にはその改善策・解消策として参考になれば幸いである。

■お勧めポイント
・初期投資は少額。手軽に開始できる。
・定職を持っていてもできる。
・入れ込み具合もライトからヘビーまでお好きなレベルで楽しめる。
・間口と奥行きが異様に広いので、多種多様にいろんな局面で楽しめる。
・一人で気ままにも、仲間と一緒に和気あいあいとでも出来る。
・やり方次第だが、ランニングコストはあまりかからない。
・オールシーズン継続的して、しかも長期間(何年も)にわたって楽しめる。
・衰え行く体力と経済的余裕にあわせて楽しめる。
・外出して歩き回ることが確実に増え、体を動かすので健康的である。
・大人が嗜む健全な趣味であり、咎める人もなく、精神衛生上も極めて良い。
・珍しい趣味であり、どうしても他人に自慢したくなる。
・巣箱を置く場所が身近に無くてもできる。
 ⇒基本は巣箱を田舎の野外に置く。ただ、縁も所縁もない田舎に巣箱を
  置かせてもらうことはほぼ不可能。なのでコネクション、ツテを頼って
  現地の人と交渉する。
■その効用
・情報を集めて広く研究するようになる。脳を酷使するのでボケ防止になる。
 ⇒同好の士の有益情報がネットに溢れておりPC情報検索が習慣となる。
  情報交換の場は毎日活況である。たとえばここ
・ハチ仲間が増え友達の輪が広がる。
 付合いが会社関係者偏重だった頃とは違い、バラエティに富むようになる。
・成果物として得られるハチミツは、皆がたいていは喜んでくれる。
 ⇒誰かが喜んでくれることを為すというのは気持ちがいいし大きな励みになる。
・ハチミツが販売できたりすると僅かでも現金収入になる。
・捕獲・飼育のやり方は自由度が極めて高く、創意工夫を存分に楽しめる。
 ⇒これがオヤジの好奇心・探求心をいたく刺激する。
  特に木工工作、工作機械操作、ホームセンター巡り、野山の歩き回りなど。
  年甲斐もなく熱が入る。久しく味わっていなかった、時間を忘れるような
  ハイテンション状態にしばし身を置くことができる。
・飼育は試行錯誤の連続で満足する水準におそらく辿り着けない。
 故に常時未達成感があるが、それが更なる向上心を掻き立てる。
 知的な刺激で精神は活性化され続ける。
・自然界の素晴らしさ・奥深さに気付かされて人生観が変化する。
 何かに導かれるようにのめり込む人は多い。
・(奥さまにとっては)夫が何もせず毎日家にいる、三食用意しないといけないと
 いう状況より、外出機会が多い趣味を持ってくれた方が嬉しい。
  よって奥さま孝行にもなる。夫婦の会話レス解消も期待できる。
 ⇒採れたハチミツは奥さまに対する最高の懐柔ツールとなりうる。
○  ●  ○  ●  ○  ●
世の中にはオヤジがワクワクして熱中できるものというのはたくさんあるだろう。
養蜂は間違いなくその一つである。騙されたと思って先ずは始めてみることを強くお勧めする(始めるといっても直ぐにミツバチを飼えるわけではないことに注意)。
所詮お遊びでのハチ飼いであり、いくら入れ込んだとしても身上を潰すことはまず無い。
たかがミツバチである。だが、されどミツバチなのである

佳きことを始めるに遅きに失することは無い。
未知の世界に飛び込む心理的ハードルは高いかも知れぬが、
勇気ある第一歩が、残りの人生を実り豊かにするのである
悩んでいても時はどんどん過ぎていってしまう。
やらずして後悔するより、やって後悔したほうがましだとは思いませぬか?

年も改まる。新しきことを始むるのに良いタイミングではないか。
3月末頃からミツバチ愛好家はメインシーズン入りする。このタイミングで、まずは経験者から話を聞いてみる、現場を見てみることから始めてみてはどうだろう。これには失敗もなにもない。いつでもお手伝いする(肩でも背中でも押して差し上げる)用意はありますぞ。

2017年12月27日水曜日

巣箱の藁囲い

よく「ミツバチは冬はどうしているのですか?」と質問される。
答は「巣箱の中でちゃんと生活していますよ」なのだが、意外らしく驚かれる。

多くの昆虫の成虫は秋までに卵を産み付け、寒くなると死んでしまう、卵の状態で越冬している、のが一般的だろう。だが、ミツバチは少々異なる。
冬の間は、群を構成する個体数こそ少なくなるものの、ちゃんと巣箱の中で生きていて活動している。ミツバチの多くは巣箱の中央部分の、巣と巣の間の隙間に入って皆で固まり集団で寒さを凌いでいる。巣を齧ったり、貯めた蜜を食料にしている。
冬晴れで暖かい日中には外に出るミツバチも多い。花が少ない季節とはいっても少しはあるので訪花している。今だとビワとか茶などだ。

いくら寒さにある程度の耐性があるとはいえ、そこは小昆虫だ。巣がまだ小さくて隙間だらけだったり、群れの数が少ない場合など、やはり寒さに耐えきれずに死滅してしまうことが多々ある。いままで何度もカワイソウで苦い経験をしてきた。

今年も霜が本格的に降りはじめた時期に、弱い群れの巣箱には防寒のための『藁囲い』をしてみた。マイナス10℃にもなる当地である。
北風が強く当たる吹き曝しとなっている巣箱で、ミツバチの数が少ない群の巣箱に限って、藁束を編んで分厚いムシロ状態にしたもので巣箱の周囲を覆った。
この巣箱はミツバチの数が少ない弱い群れ。
田んぼの畔に置いてあって、北風と霜を防ぐような樹木が側にない。
本当は彼らの持つ生命力を信じて防寒対策など何もしない・自然のまま、が理想なのだがやはり人為的に作られた環境の巣箱で生活してもらっている以上、家主(大家)としては群れが消滅しないよう、ちょっとは施設管理をしてやりたいと思う。
ただあまり手を掛け過ぎ、自然に逆らったケアをし過ぎてもダメなので、どの巣箱にどの程度防寒対策を施すかの判断は難しい。

これも毎年のように試行錯誤だ。何が本当に良いのか答えはいまだ出ていない。
ミツバチの気持ちを『忖度』しつつ、今年も藁を巻いた。結果は来春に出る。

2017年12月22日金曜日

冬至のダイヤモンド富士

茨城県北部では、八溝山頂などの特別な場所からでしか霊峰富士山は見ることができない。同じ茨城県でも南部地域は遠景とはいえ大抵のところで富士山が見えるので、ちょっとうらやましくもある。
■  ■  ■  ■  ■
東京のとある友人が自慢げに語ってくれた富士山の話。
彼の住む街は、駅を起点にして市の中心部をまっすぐに貫く幹線道路がある。
そのまっすぐ先の正面に富士山が大きく見えるのだという。駅には『富士見テラス』という富士山を眺める為の特別な場所まであるそうだ。
さらには、冬至を挟んだ数日間は(まさに今日あたり)、その富士見テラスから見える富士山頂にぴたっと合わせたように夕日が落ちるらしく、それはそれは見事な眺望なんだとか。オレンジ色の夕焼け空に富士山の黒いシルエット、ダイヤモンドのごとく輝く夕日が神々しいらしい。YouTubeの映像で見てもその雰囲気は分かる気がする。
よくもまあこのような組み合わせ(富士山に向かって伸びる道路・冬至に山頂に日が沈む)が揃ったものだと感心する。
 市のHPに写真が載っている⇒ これ
 Youtube  ⇒ これ

日常的に富士山が見られる地域に住む人間にとっても、夕焼けに映える富士山の素晴らしい稜線のシルエットと、しかも頂に日が落ちる瞬間のダイヤモンドの輝きは、えも言えぬ感動シーンなのだろう。
おそらく今日も天気は良さそうなので見えているに違いない。悔しく残念だが、常陸大宮市に富士山に勝るものはないな。

2017年12月14日木曜日

太陽光集熱で69℃

来春の分蜂群捕獲のための誘引装置を試作したことは先日記した(12/6ブログ)。

この簡単な太陽光集熱の仕組みでどれくらいまでボトル缶の水の温度が上がるかを連日調べている。と言っても、自動温度測定・記録装置などあろうはずもないので、時々ふらっと見に行って温度計を見るだけだが。ザル、否、アルミシート製パラボラの傾きと向ける方角をいろいろ試してきた。ここ数日は晴れで良好な実測データが得られ、望ましい形が見えてきた。
要は傾きは南中高度に合わせるのがベスト。茨城の分蜂開始時期の4月中旬は南中高度は約60度で、以降夏至の77度まで少しずつ変化する。厳密でなくてもこの角度に合わせザルを固定すればいい。⇨水戸の南中高度表
  ■ □ ■ □ ■ □ ■
この仕組みそのものもまだ完成品とは考えていないので、黒ボトル缶とカバーのペットボトルに一工夫してみた。やはりちょっとした改良で温度は確実に上がってくる。今日は快晴でも外気は冷たかったが、69℃まで水温が上がったのを確認。温まったボトル缶を外気に晒さないようペットボトルでカバーすることで外気温の影響はほとんど受けなくなり、直射日光さえ一定時間当たれば確実に65℃程度に上がることがわかった。
これだけ上がれば巣くずはドロドロになり蜜蠟が溶け出し、蜜蝋臭の蒸発散を起こすには十分だ。
  ■ □ ■ □ ■ □ ■
この狙い通りの数値を見て、悦に入っている小生である。
いよいよ装置の量産を図ろうと思う。
そうだなぁ、20セットほど作ろうか。
ということで、明日は100均ショップへザルを買いに行こう。 ♪

この装置一式を『Plein soleil Ⅰ型』(太陽がいっぱいⅠ型)と呼ぶことにする。
Ⅱ型はまったく別の目的の物。設計図はまだ頭の中なので後日。  
ピンボケで見ずらいが69℃を示している。
(12/14  PM0:30)

2017年12月11日月曜日

クルミ割りバサミ

今年は大量にクルミが採れた。昨年の2倍以上の500~600個はあるだろう。いま固い殻を割って中身を取り出す作業をしている。
殻は普通のペンチでも割ることができるが、専用ではないのでやはり使いにくい。力を入れすぎると中身が殻とともに割れてバラバラになる。ある程度の数をペンチで割って作業したのだが、手も痛くなり辛くなってきた。やはりこれだけの数を処理するとなると効率も重視しないといけない。

今回、新潟県燕市にある古澤製作所のクルミ割りバサミを購入した。
ハサミの刃の部分の一方はお椀型(凹型)で実を受けるようになっていて、もう一方が鋭い刃でこれが殻を割る。胡桃の実の縦溝に合わせて刃を当てるといとも簡単にきれいに二つに割れる。やはり専用の道具は機能性が高く、とても使い勝手が良い。これで処理効率は飛躍的に上がった。
燕市は洋食器や刃物の生産で有名だ。職人さんの伝統の技はさすがである。良いものを作っておられる。敬意を表したい。この職人仕様の道具、たいへん気に入ってしまった。
 
本体とは別に身をほじくるための細いヘラまで付いている。憎い。


こうやって殻から取り出したクルミは、高温でローストした後に「玉川里山はちみつ」と合わせて瓶詰する。ナッツはクルミだけになるが『Honey Nuts』だ。
来年には、「玉川里山はちみつ」・「柚子コンフィチュール」とともに店頭に並ぶ予定である。

2017年12月6日水曜日

来春のミツバチ捕獲準備(その2)

来年のミツバチ捕獲での新しい試みの二つ目は「分蜂誘引装置」だ。
   ●  ○  ●  ○  ●  ○  ●
毎年今頃に巣くずを煮てミツロウ(蜜蠟)を作っているが、その最中にミツバチがわんさか寄ってくる。巣くずの煮出し汁や溶けた蜜蝋からの臭いがミツバチを強く誘引するのである。これを分蜂時期に野外設置した個々の待ち箱で再現させようとする試みである。

太陽光の熱で巣くずを溶かす仕組、要はソーラークッキングの要領だ。
■材料
 ○100均ショップで買ったもの
  ・プラスチック製ザル(直径26cm。この大きさで十分だ)
  ・アルミホイル
  ・両面テープ
  ・黒の粘着テープ。
 ○廃品利用
  ・空の2ℓペットボトル
  ・空のアルミ製のボトル缶
■作り方
ザルの凹面にアルミホイルを両面テープで貼り付ける。
ボトル缶(中に巣くずと水を入れる)の周囲を黒い粘着テープで覆う。
太陽の方向に向けたザルの中央に置く。
ボトル缶が外気接触によって熱が逃げるのを防ぐため、ペットボトルを横に半分に切ってその中に缶を入れる(缶にペットボトルを被せて温室状態にする)。ボトル缶もペットボトルも蓋は開けたままとする。
こんな状態で太陽の方向に向けて立てておく
■実験結果
先日の実験では、缶に水を半分ほど(200ml)入れて水温を実測した。外気温は13℃ほどの日中である。
水温は65℃まで上がった
(温度計目盛りは2℃刻み)
外気はけっして暖かいとは言えない日であるが、設置して2時間後には水温は65℃に達した。ミツロウ(蜜蠟)の融点は62~65℃あたりだそうだから十分に成功といえるだろう。巣くずを入れておけばお湯の中でドロドロになり蝋成分が表面に出てきている状態だ。
これ以上置いておいても時間が経過すると太陽光の差し込みが斜めになって、水温は急降下する。60℃台の高温を維持するのはせいぜい南中時を挟んだ日中の2~3時間である。これでも十分ではないかと思う。
それにしてもなんと太陽光熱とはすごいものであることか。改めて感心する。

当地での分蜂時期(4月中旬~5月末ころ)は最高気温が20℃を超える日が多いので、この実験日よりはずっと条件は良い。晴れさえすれば十分にミツロウ(蜜蠟)の融点62~65℃は超えると思われる。ボトル上部の開口部からミツバチの好むミツロウ臭が立ち昇って周囲に広く漂い、探索バチにもきっと届くはずだ。
少なくとも、巣箱に塗ったミツロウの微かな臭いよりも、熱湯から立ち昇る臭いの方が強いのではないかと思う。
曇った日には効果は出ないが、そのような日には分蜂も起こりにくいのでまったく問題ない。加えて雨が降っても(=濡れても)全く支障ない仕組みでもあるので放置しておいて良い。注意といえば、風で飛ばないようにしておくことぐらいだろう。

安全性(=発火等)についても懸念はない。せいぜい上昇しても60℃台半ばだ。
巣くずを煮出して沸騰させても(=100℃?になっても)発火したことはない。長時間空焚き状態にして焦がすほどにすれば別だろうが、そこまで水分を飛ばした状態にしなければよい話だ。水分と巣くずが一定量保たれているように管理すれば、野外に置きっぱなししても問題はない。どうせこの時期には毎日巣箱を見廻るのだから確認できる。

レベル的には小学生の夏休み工作宿題みたいなものだ。装置一式あたりに要する費用は110円程度。何より廉価でシンプルなのが良い。これだと数多く設置できる。つまりはチャンスが広がる。
さて効果は? ワクワク。

2017年12月5日火曜日

来春のミツバチ捕獲準備(その1)

ミツバチ愛好家の冬はけっこう忙しい。

はちみつの絞りかす(巣くず)から「ミツロウ」という蝋を作ったり、既存巣箱のメンテナンスをしたり、新たな巣箱を制作したりと、手間がかかる諸作業がダラダラと続くが楽しい作業でもある。
今年の失敗の反省を踏まえて、ああしたらどうか、こうしたらどうかと思案しつつ作業する。性能は悪いながらも我が脳ミソはフル回転し続けている。
   ●  ○  ●  ○  ●  ○  ●
来年のミツバチ捕獲と飼育において、新たな試しみをふたつ考えている。
ひとつは、巣枠式巣箱。もうひとつは分蜂群誘引装置だ。

巣枠(すわく)式巣箱とは、よく養蜂業者がミツバチがびっしりと群がっている四角い枠の巣を箱から取り出して、眺めたりしているアレだ。セイヨウミツバチの飼育はほぼこの形式で横長の箱単体が多い。
我が家では重箱(じゅうばこ)式巣箱で段を積み重ねるタイプが基本。これは比較的製作が容易で飼育管理がしやすい半面、巣箱内部の観察がしにくいのが難点。
一方の巣枠式巣箱は、独立した枠を箱から取り出して観察ができるので、管理がしやすいし、いろいろな対応が取りやすいメリットがある。
ただ、製作にあたってはミリ単位での正確な木工が必要となるのが難点だ。

今回は「か式巣箱」と呼ばれる巣箱をまねて作ってみた。
ネットと書籍から参考となる情報を漁って図面を引いた。材料は市内のホームセンター山新に何度も通い、出来るだけ加工された材料を調達して、正確なものを作ってみた。

巣箱内部に並べる巣枠
上部は巣を作るスタート台として▼の形にしてある
枠内側のサイズは一辺が191mmの正方形。並べる枠の間隔は35mm、というのが基本。
これをきちっと守らないと図面通り格納できない。何度も微調整を繰り返してやっとできたのがこれ。精緻な作品となった。我乍らちょっと満足している。
巣枠を13枚格納する巣箱
ハチの出入り口は正面下部である
(この上に蓋を被せて設置する)
ただ見た目ばかり綺麗でもハチにとって住みにくい、飼育者が使いにくいでは困る。さてどうなることだろう。
(仮にダメであったとすると、来年の今頃はアレコレ改良を加えていることだろうが)
設置は来年4月だ。待ち遠しい。

ふたつ目の分蜂誘引装置だが、これは次回。

2017年12月2日土曜日

Xmasギフトに

12月になりました。間もなくクリスマスですね🎅。
今年はXmasギフトに「玉川里山はちみつ」はいかがですか? 
玉川里山はちみつ  (Photo by Office Mariko)
味も香りもとってもスイート。しかもちょっと贅沢でオシャレ。
パーティーのプレゼント交換の品としても最適でしょう。
ありきたりでない、ちょっと気の利いたサプライズなプレゼントに間違いなしです。

このはちみつは、国産の純粋・生はちみつ。ニホンミツバチの百花蜜です。
特別なお店でしか出会えない、とってもレアなはちみつなんです。
特に「純粋」と「生」がPointで、健康にも良く美容効果に優れたはちみつなのです。
甘党女子だけでなく、美容・健康志向女子へのプレゼントにもお奨め(無論、男性にもです)。
優しい甘さに、プレゼントを貰った相手もつい笑顔になってしまう・・。口にした人が虜になるはちみつです。贈って喜ばれること間違いなし。自分へのごほうびにだっていいかも、ですね。

150g入りのたっぷりサイズと、50g入りのお手頃なミニサイズの二種類をご用意しています。
お求めは取扱店舗までどうぞ。
・トロワフレール(常陸大宮市上町)
・ブルーベリーファーム・プチカフェ(常陸大宮市山方)
・川岸屋(常陸大宮市北塩子)
・ガトーデイジー(常陸太田市大里)
・パティスリー・ナチュール(常陸太田市幡町)