2011年9月22日木曜日

台風一過

台風15号は各地に傷跡を残しながら日本列島を斜めに進み、千島近海でやっと温帯低気圧になった。
茨城北部に最接近した昨夜、激しい風雨に見舞われた。
先の震災で我が家の瓦も落ち、応急措置としてビニールを掛けた屋根では、ビニールも剥がれたうえに緩んでいた瓦が再び落ちるなど、改めて台風の威力を感じた。

         

今朝早く、過ぎ去った台風の爪痕を確かめるべく、周囲を回った。
まだ落ちるには早いのだが、ギンナンの実が大量に落ちていた。
色付きもまだこれからのギンナン
前回の台風の風で枝が折れた栗の老木。また別の枝が折れ道を塞いだ。
また虫喰い状態の枝だった。
早速、チェーンソーで細切れにして撤去したが、あと少しで収穫できそうなイガが沢山付いていた。これもまた自然の成せること。仕方あるまい。
落下した枝
枝とはいえ太さは直径20cmはある
先日、秋の草花を摘んだ谷津田に向かう山裾の道であるが、法面が3mほど崩れた。
通行に支障はないものの、下の用水路が埋まってしまった。
また土木作業の予定が増えた。
これだけ崩れたのは初めてだ
工事中の玉川村駅構内の地震計設置現場。
掘り下げた場所は、プールとなっていた。
脇の畑からは大量の水が依然として流れ込んでいる。
水はけは良い土地であるのだが
水郡線は始発から運休している。
張り紙で運休を告知しているが、知らずに駅に来る高校生が多い。
(ほとんどが親の車運転で駅まで送られてくるので、そのまま引き返している。
昔は、皆が自転車かバイクで駅まで来たものだが。これも時代の流れか)
玉川村駅の張り紙
玉川村駅前
高校生を送りに車が入って来た
駅前の商店の前は、まだ片付けされていない
わが無人野菜販売所は、台風接近前にオーニングを畳んでヒモで縛っていたが、あえなく風で壊されてしまった。内部も水浸しだ。
この程度で済んでよかった。

支柱が外れた抱けでだけで済んでよかった
常陸秋そばを栽培している畑に行ってみた。
すべて倒されていた。
ショックではあるが、仕方ない。
常陸秋そばの畑
すべて西向きに倒伏してしまった
そして、最大のショックは稲を干しているオダが倒されていたこと。
すべてオダから外し、支柱を立て直し、再度掛け直す。
雨をたっぷり含んだ稲束は重たい。
今日、一日かかって直した。
風の威力はすごい
倒れないまでも、田んぼ面まで稲穂が下がってしまった場所も多い。
これもいったん外して支柱を立て直し、再度掛け直す。
本来なら、する必要のない作業。
疲れた。


         

水郡線の線路を点検をする保守員が、専用の車両(ゴーカート?)に乗り、線路を目視点検していた。
これに乗り水戸から来たのであろう。常陸大子まで行くのだろうか?
なかなかお目にかかれない保守点検作業車輌だ
まさにゴーカートだ
あっという間に通り過ぎた
なにかと迷惑な台風であった。









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