2011年9月6日火曜日

紀伊半島の甚災

所用あって、那珂川沿いの御前山方面に出かけた。
常陸大宮市役所・御前山支所近くの那珂川左岸から上流を望む
今日の那珂川は流れは茶色く、いつもより水量はだいぶ多い。
このところの雨は栃木県内でもかなり降ったようだ。

この川は、上流の栃木県内で雨が続くと際立って増水する。
下流域にある茨城県内の河川付近の住民は、県内の降雨量はもちろんだが、栃木の降雨量も意識の中に入れておかないといけない。


         

おりしも、先般の台風12号による豪雨で、紀伊半島の各地では大変な被害が出ている。
テレビ映像が繰り返し、すざまじい被害・酷さを伝えている。
胸が痛む。


急峻な山の間を縫うように流れる急流。
川と平行して走る道路。道路沿いの僅かな平坦部に並ぶ人家。
あるいはまた山肌にへばりつくように点在するす人家。

常陸大宮市から大子町にかけても、久慈川沿いに同じような風景がある。
市内北部に位置する西金あたりから、袋田あたりまでか。

このような人知を超えた雨の量だと、いつもは穏やかな表情の川も激変し暴れまくる。
今回の紀伊半島のように、『想定外』に短時間で大量の雨が降ってしまうと、急峻な山間部であることから『深層崩壊』なる現象が起こる危険性は高いのではないか、などと素人ながら考えてしまう。

用心などしようがないが、普段から災害に対するセンサーだけは敏感にしておくにこしたことはない。

         

ここ御前山野口の那珂川に架かる赤いアーチ型橋からそう遠くない山中には、『金スマ』で時々特集される渡辺ヘルムート直道氏が『ひとり農業』をやっている場所がある。

今日の通り道の近くでもあったので、車を走らせながら道路から田んぼを眺めてみた。
周囲の田んぼもまだ稲刈りは始まっていない。
金スマ農場の稲も、もう少し黄色く色付くと刈り時かも知れない。
稲刈りは、もう少し先のようだ。
渡辺氏の田んぼ
まだ稲の色は緑色が強いようだ
稲刈りまではもう少し時間が必要だろう
右手の方の稲が倒れている
それに我がファーム同様、稲が一部分倒されているところがうかがえた。
きっと(手刈りをするのだろうから)大変だろうな、などと思いつつ通り過ぎた。

建築中のご自宅は、遠目に見た限りでは既に外観はほぼ出来上がっているようで、足場が一部に見えた。
金スマ・テレビでおなじみ ひとり農業の場所
おそらくは、近々『金スマ』で稲刈りの特集がなされるだろうだから、詳細はそちらをご覧頂くとして、楽しみにされたい。

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