2011年7月31日日曜日

里芋の葉はなぜ水をはじくか

ここ数日の雨で、里芋の葉がいよいよ緑色を増し、だいぶ元気が出てきた。
今頃、土の下では地下茎がどんどん太っていることだろう。
夏が終わる9月から10月の秋にかけて収穫の時を迎える。
煮物に最適の秋の味覚だ。

         

その里芋の葉であるが、水をはじくことは良く知られている。
水滴が葉の上をコロコロしているのを、目にしたことがあるだろう。
防水が効いている傘のように水をコロコロとはじいて濡れない。


葉に付いた水は表面張力によって水銀のように丸まって水滴になり、泥・ホコリ・虫などの異物を絡めとりながら落ちる。
一種の自浄作用であろう。

なぜこの里芋の葉が水をはじくのか。

どうやらこの現象は『ロータス効果』ということで説明がつくらしい。
確かに蓮(ロータス)の葉も同じように水をはじく。

☞ なぜ里芋の葉は水をはじくか

         

今朝、里芋の葉の上にハート形の水滴を見つけた。
あたかもガラスのようだ
陽が出ると消えてしまう。
風が吹くと落ちて消えてしまう。
儚い一瞬の自然の芸術だ。

         

毎朝、ブルーベリーを見回るのが日課になっており楽しみでもある。
深い深い群青色が増えてきた。
ネット越しのブルーベリー
第一回めの収穫は明後日(8/2)の火曜日の朝にしようと思う。

摘み取られた彼らは、直ぐに野菜販売所に並ぶことになる。

0 件のコメント:

コメントを投稿