2011年7月12日火曜日

野菜無人販売所 開店

今日、野菜無人販売所の初日を迎えた。

朝取りした各種野菜を袋詰めし、店頭に並べた。
今回は、プラムが熟し大量に収穫できたことからメインの商品としてラインナップした。
他に、インゲン、トマト、ナス、キュウリ、シシトウ、タマネギ、人参、キャベツ、ジャガイモ、ラディッシュ、ヒマワリの苗を並べた。
総勢14品目。

         

うれしいことに、近所に住む知り合いの女性のお年寄りたち3人が開店を待っていたとのことで、並べるそばからいくつか野菜を購入してくれた。
やはり、わざわざスーパーまで行くことに抵抗がある、あるいは手軽にスーパーまで行く足(自動車等の手段)を持たない方々が一定数おり、ニーズは確実にあるのだ。

このようなサービスにも喜んでくれる人がいてくれて、しかも顔が見える関係であることが嬉しい。
これらの人たちの信頼に応えるためにも、ぜひとも続けたいと思う。
結果として地域コミュニティーの中での良い循環になるはずだ。

まずは少量でスタート
認知度を高めるのが優先


並べた野菜を使った料理のレシピも用意した
プラム完熟プラムが売れ行き好調なため、慌てて収穫し追加で並べた。
大量に実ったプラムが一斉に熟し始まっている
大粒で甘く、香りも良い
あと数日で収穫時期は終わってしまう

売れ残りの野菜も確かにあるが、想定の範囲内であり、結果は概ね満足ゆくものであった。
売り上げの金額の多寡はあまり問題としないので、総じてまずまずのスタートが切れたものと思う。

ではあるが、まだ認知度も低いし、品揃えも野菜品質も満足行くものではない。
CS(顧客満足度)向上は常に念頭にある。
一歩ずつ充実させるしかない。
今後の課題である。

         

野菜無人販売所を開始するにあたっての心配事の一つに、正規料金を料金箱に投入しないひとがいるのではないかという、いわゆる『泥棒』問題があった。

結論だけ言うと、初日の今回はまったく杞憂に終わった。
この街には、盗んだ野菜で腹を満たして恥じないようなドロボーはいないということだ。
そのことを確認したことが、実はいちばん嬉しい『収穫』であった。

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