場所はJR水郡線・玉川村駅前の空き地である。
駅周辺の住民の方々が、当然ながら第一のマーケット層である。
次は、乗降客、と言いたいところだが、玉川村駅自体の乗降客数は一日300人足らずで、主体は高校生だ。
通勤客がそれに次ぐがそれほど多くない。
これらの乗降客は購買客としてのターゲットにはなり難い。
玉川村駅は利用住民圏が西・南・北に広いため、駅から遠い多数の高校生はほとんどが親の自家用車で朝夕送り迎えされてこの駅を利用している。
送り迎えの役は母親が断然多い。
これらのマーケット層にもアピールできれば、案外商売として成り立つかもしれないと考えた。
広い意味での駅の利用者・駅前に来る人の数は、統計よりはずっと多いのである。
販売所の店舗スタイルは、かつて東京の西郊外を調査したおりに見かけた、西東京市のある農家の販売所をまねた。
満足な図面もなく、数枚の写真を頼りに部材を集めて作ってみた。
素人の日曜大工の域を出ないが、どうにか店舗らしい形にはなった。
ただ細部の造作はお恥ずかしい限りだが。
来週7月12日の大安を初日とする予定だ。
当面、火曜と木曜の週二日だけの営業にするつもりだ。
いざ始まるといろいろな問題もでてくると思われる。
さらに、どれくらい野菜が提供できるかの不安もある。
いずれにしても、とにかく形は整った。野菜も果樹も着々と育っている。
喜んでもらえるひとがいるかぎり、頑張って続けていきたいと考えている。
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