一番早く鳴き出すのがニイニイゼミとヒグラシである。
アブラゼミはもう少し後だ。
ニイニイゼミの姿を確認しようと樹木に近寄っても、樹皮と良く似た縞模様の保護色であり、なかなか見つけられない。
当方の接近を察知し、鳴き止んでしまう。
ヒグラシは、カナカナ蝉とも呼ばれ、早朝日の出前にも、夕方薄暮の頃にも鳴く。
遠くで聞こえる鳴く音は、やや物悲しくも聞こえる。
(この鳴き声を実際に近くで聞くと、意外に大きいと感じるが)
皮膚感覚の暑さに加えて、聴覚として夏を感じさせるこれらの蝉の声だ。
こうやって5感覚すべてで夏の到来を実感させられる。
プラムが時期を過ぎた。
次のブルーベリーの時期に移り変わりつつある。
ブルーベリーの木 |
枝の実は段々と色づいてきている |
今年は実の付き方もしっかりしているし、数量も多い。
豊作と言ってよいだろう。
このやや酸性気味の土地がよほど適合しているらしい。
土作りには全く注意は払っておらず、まったくの自然任せである。
あと10日程で、枝に付いた実が少しずつ順に、あの深い濃い紺色に変化しはじめる。
ブルーベリーの横で栽培しているキウィフルーツも、実を付け始めた。
葉が茂って直接は見えないが、棚の下から覗くとまだ黄色い実が確認できる。
キウィフルーツの木 葉が生い茂っていて果実が見えない |
棚の下から見上げるとご覧の通り |
販売所で、これら夏の味覚をお届けできる日が近づいている。
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