2011年7月4日月曜日

言うまいと思えど・・・

雨が少ない。
田んぼにも水が不足している。
表面にヒビ割れが始まっている場所もある

降り過ぎも困るが、不足も困る。
稲の生長には、やはり必要な時期に必要量無くてはならない。
まだ憂慮すべき事態ではないが、適度に降ってほしいと祈る近頃である。

とにかく自然界で発生することは、人知を超えた部分のことがほとんどだ。
非力な人間としては、過去の経験から知恵を働かせ、防御に回るのが取りうる対策である。

         

暑さもそうだ。
去年のように長い暑い夏になるのだろうか。

既に、気象予報番組や気象庁のデータには真夏日やら酷暑日の文字が並ぶ。
それに今年は節電という大命題もある。
グリーンカーテン、ヨシズ・・・できることから始めている。

そして、言っても無駄だとは知りつつ口にしてしまう。

『言うまいと 思えど今日の 暑さかな』

大正〜戦前に活躍した杉田久女の句という。あるいは川柳とも。
どうやら作者は不明のようだが、人の心の機微を的確に言い切った名句ではないか。
一雨来てほしいと祈る
降れば一気に涼しくもなる
玉川村駅前

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