どうでもよいことなのだが、今年は少々拘って、干し柿を吊るすためのヒモをワラ(藁)で編んで作ってみた。
機能面、そして衛生面ではナイロンのヒモの方が断然よいのだろう、とは思う。
だからこのようなワラヒモなどは「手作り」に対する単なる追憶というか郷愁でしかないが、このようなワラ文化も残したいなと思う時がある。
逆に言うと、このような局面でしかワラヒモを編むことなどは無くなってしまったということでもある。
ワラを編み万事に利用するという、長く続いた農村の誇るべき文化が承継されなくなってしまうではないか。拘る理由はここにもある。
しめ縄作りよろしく、両手で撚りながら細いヒモを作った。
この撚ったワラで出来る適度な隙間が、柿の心棒(T字の枝)を差し込むのに実に都合が良い。
ピーラーで皮を剥く。
ワラヒモに差し込んで、鍋の湯で煮沸消毒を30秒ほど行う。
急いで竿に吊るす。
(この後は、虫除けのネットを被せる)
T字の心棒を藁ヒモに差し込んだ いい感じである |
特に今日は風が強く、寒い一日であったこともある。
青空と干し柿 |
そういえば、かつて家人はこのように、ここに柿を吊るしていたのではなかったか。
干し柿を 昔の位置に 吊るしけり (eb)
オレンジ色の柿が皮を剥いたら黄色になりました。あの柿の心棒は柿を取る時わざわざ残した枝でしょう。農業にもいろいろな知恵がありますね。
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