2011年11月18日金曜日

落ち敷くギンナンの憂鬱

気温が下がるにつれてイチョウの葉の黄色が一段と濃くなった。
先日の北風以来、樹の下には黄色の絨毯が散り敷かれつつある。

         

合わせてギンナンも落果のピークだ。
屋根に、雨樋に、道路に、樹の下にと、とにかくあたり構わず、葉とギンナンが落ちる。

道路部分は他人様の迷惑にもなるので、潰される前に何度も拾い集めているが、それだけでもかなりの量の実が拾える。
道路以外の部分はほとんど手付かずで、まったく後回しの状態である。
木の幹付近もびっしりの落ち葉とギンナン
潰さないように歩くのは難しい
足の踏み場も無い、とはこのような状況を言うのだろう。


         

すでに今まで十分すぎるほど拾って処理してきた。
親類にもお裾分けし終えた。
無人野菜販売所に並べるに十分すぎるストックもある。
これ以上拾っても、処理しきれない。
諦めた。もうこのまま、このまま・・だ。

この段階になると、あとの掃除が気が重い。
イチョウの濡れ落ち葉は、滑る・腐らない。
イチョウの実も、独特の臭いで人を遠ざける。

紅葉したイチョウは遠くから眺める分にはとてもよいのだが、そこで生活する人間にとっては少々質が悪い。

1 件のコメント:

  1. 殆どの事物が両面性を持っています。いい面があれば、悪い面もあります。銀杏は日本料理によく使われていますし、漢方薬にも使われています。唯落ちたばかりの銀杏が本当に臭いです。生銀杏がいい食材になるまで苦労しなければいけないですね。ご苦労様でした。

    返信削除