2011年5月31日火曜日

ヤマザクラの実生を試す

昨日は、台風2号崩れの低気圧の影響で、北関東の当地でもかなりの強風が吹いた。
そのせいであろうか、かねてより採取の時期を窺っていたヤマザクラの枝から実が大量に落果していた。
十分に熟しているものかどうかは判断つかないが、枝に僅かな実しか付いていない状態となったため、急遽これらの実を集めてポット植えすることとした。
果肉が熟して崩れかけているものもあるので、あまり採取の時期は外れてはいないのではないかと思う。

これらは小さいながらも、サクラの実は実である。しっかりサクランボの形状を成している。
これらから、ヤマザクラの実生の苗を作り、ソメイヨシノの接木の台木を作りたいと思う。
3~4年後に行うことになるであろう気の長い計画である。
地面に小さな赤い粒が

色といい、形といい、サクランボである

未熟・完熟、多種多様
できるだけ親木が生えている木の近くの表土を採集してきてポットに入れた。
55鉢が完成。どれだけ芽が出るか楽しみだ。

あわせて、すっかり鳥に食べられてしまった、赤い宝石・サクランボの『佐藤錦』であるが、熟しすぎて食に供せないものがいくつか手元に残っていたため、これらもポット植えしてみた。
あまり実生は期待出来ないが、これから芽が出来たら儲けものだ。


☆ツバメの営巣(25日め)
しばらくそっとしておいたツバメの巣である。
あえて巣に近寄らずに遠目で観察するに留めていた。
ツガイが飛び交う姿は確認できていたものの、巣の中がどのような状態なのか気になっていた。
今日、脚立を立て巣の高さで様子を見てみた。
生憎と巣の上の隙間が狭く、肉眼では内部が確認できない。

巣にツバメが居ない隙を見計らったものの、直ぐに戻ってきて、巣の中にしゃがみこんだ。
ツガイが交代して座り込む。
どうやら抱卵しているようだ。
あまり長い時間覗いているとまた刺激してしまいそうなので切り上げた。
とにかくツバメの営みはしっかりと続けられているのが確認できたので、ひとまず安心だ。

ツガイのどちらかが必ず巣にいる
交代だ

交代したら、じっとしゃがみこむ


★★ヤマザクラの実を拾う際に見かけたノアザミ。
花はあと少しだ。


開く前の蕾
芸術的だ

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