2011年5月3日火曜日

田植え 快調に進む

田植え2日目。
今日は、ひたち里山ファーム・友の会メンバーであるHさん(埼玉在住)が、田植え体験イベントに参加してくれました。

Hさんは2月に行った『里山体験・伐採イベント』に続いての参加です。
田植えはまったく初めてとのこと。今回も、すべてが珍しく楽しい経験だったようです。
周囲の青葉の山々、キジや鶯、カエルの溢れんばかりの鳴き声、田の水の匂い、足裏や手に感じたぬるっとした泥の感触、等々。

足元に気を取られながら、寄せ植え(補植)を行うHさん(当然左)

前屈み続きで腰が痛い。農作業の大変さが分かった。でもこの風景、環境は最高だ(H氏談)
また、泥だらけとなっているため、庭先にテーブルを出してのお茶休憩・昼食となりましたが、これもまた新鮮だったご様子。
昼食には、午前中に庭先で摘んだコゴミが、天ぷらとなってテーブルに。
全員が舌鼓。季節を堪能した食事となりました。
これらは私たちにとってはごく当たり前の日常生活の一部です。
しかし、都会生活の方にとっては、すべてがものめずらしく、またとない経験だったよう。
人間の持つ5感覚全てに強いインパクトを与えたようです。

夕刻には小雨が降り出しましたが、無事予定していた田んぼの植え付けを終えられ、気持ちの良い田植えの一日でした。

稲作における農作業は、けっして田植えで終わるのではなく、これからもいろいろな作業が続きます。Hさんは今後も当地を訪れ、折々の作業を体験したいとのこと。
農作業の楽しさと同時に苦労をも正しく理解して欲しいと思うとともに、もっと『食』ついて考える機会を持ってもらえたなら幸いです。

苗にはまだ籾が付いている
この白い根が田の土の中でもっと増え、稲を成長させ茎を支える
今後も、田んぼ作業に限らず、畑での作業、山での作業、野菜や果樹の収穫作業、それぞれの体験イベントを行って行きます。また、収穫したものを使っての料理と試食会も行って行きます。
これらのイベントが『食』と『農』を考えるきっかけとなり、さらにはひたち里山ファーム・友の会の輪がもっと広がって、皆が健康で豊かな生活が送れることを切に願っています。
田んぼの畦で見つけた生き物
一生懸命に逃げる姿がカワイイ

 
こんなのもモコモコ動いている


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