2011年5月1日日曜日

田植え 始まる

今日5月1日、2011年度の田植えを開始しました。
第一号となった田んぼは、先週4月24日に代かきをした田んぼです。
田んぼの泥が落ち着き、苗を植えるにちょうどよい土の状態となっています。
田んぼの水量も適度な量です。
苗(コシヒカリ)の生育状態も、この連休に植えることをターゲットにして育ててきているため、程よく育っています。
コシヒカリの苗も順調に成長

葉に付いた水滴も輝いている

軽トラに積み込んで出陣

2条植えタイプのためボディーは軽い

田植えを待つ田んぼ
田植え日和だろう

今日も見つけたモリアオガエルの卵
先週より一段と卵が大きく、黄色くなっているのがわかる

追加用の苗を適当な間隔で畦に並べておく

ちなみに苗の大きさはこのくらい
苗の根の部分
健康な白い根毛がビッシリと生えている

田んぼに入る田植え機
さあ、開始だ

昨日のうちに田植え機の調子は点検済みである。
順調に苗が植えつけられてゆく
すべて快調だ

できるだけ直線に、と意識はしているが
まあ仕方ない。問題になるほどではない

その昔は何人もで横一列になり、手に苗を持ち植え進んだものだった。
泥に足を取られつつ、腰を屈めて長時間続く作業であり、負担は重たかったはずだ。
そんな記憶をもつ我々にしてみると、効率化・負担軽減のまさに夢の機械の登場だった。

この田んぼは長さが約50m
往復で100mとなるが、苗の板1枚がほぼこの距離1条分を植える量

一週間経つと山の緑に濃淡がだいぶついてきて、実に美しい
快晴。。新緑。。うるさいほどのカエルの鳴き声、鶯の鳴き声
頬をなでる風も心地よい



田植え機は実に器用に苗を植え付けてはゆく。
感覚的だが、たぶん99.99%はしっかりと植え付けられているだろう。
だが完璧ではない(上の写真 中央部)。
苗板の切り替わりのタイミングは苗を空打ちしてしまう。
したがってこのような箇所を手で補植する必要が出てくる。
また、土の状態によっては、苗が泥に入らず浮いた状態になっている場所もある。

個別に苗を手に持って、田んぼの中の中をウロウロしてこのような箇所を見つけては
丁寧に植えつけてゆく。
 
苗を3~5本つまんで

泥の中にそっと差し込む。
第2関節よりやや深いくらいだろうか

・・とまあ、こんな具合
弥生時代に始まったとされる稲作文化である。
当時の栽培方法とは異なるではあろうが、以来営々と続くこの農耕文化の中で、このような細やかな指先の感覚が日本の文化の礎を型作ってきたのではないだろうか。

アメンボウ

オタマジャクシ
一週間前より成長したようだ

ずいぶん君たちを驚かせたこの一週間だったね
田植えが終わったから、しばらくは安心していられるぞ

順調に進んで、見事に1時間で終了
田植えの作業自体はこのように簡単ではある
植えられる状態にするまでの下準備が作業としては大変

作業終了と同時にまたもや雨が降ってきた
整然と並んだ苗は美しい

田植え機
いろいろなレバーが付いている
我が家の田んぼは区画整理された場所ではないので
小回りの聞くこの2条植えタイプが使いやすい


田んぼ2枚を植え終えて引き上げ
トラクターに続き、これからは田植え機が主役で大活躍
またしばらく酷使するが、頼むぞ

【おまけ】
 今日の田植の動画です
   

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