青梅の収穫のタイミングは、なかなかに難しい。
自然に落果するものが多くなってきた日を見計らって実行する。
落果がある程度発生していないと、その樹の梅はまだ十分に熟していないのではないかと思う。
であるが、タイミングを逃すと大量に落果してしまい、収穫量は激減する。
当地では梅は一昨年、昨年と不作であった。そもそも生る実が少なかった。
開花して結実する頃に、寒い日があったからであろうか。
それくらいしか理由が思い浮かばないが、当たっているかどうかも疑わしい。
それくらい、自然は不可思議だ。
結果が出たときには過去のデータはない。
あくまで記憶ベースであれこれ考える。
不作なら不作で対応を考えるしかない。
適当といえば適当。
なにしろ防ぎようが無いことだし、そこまで梅の生育にまでは拘っていない現実もある。
今年は幸いに豊作である。
どの枝にもたわわに実が付いている。
実に綺麗な緑色。
まさに初夏の彩りだ。
青梅と言う言葉がぴったりである。
この品種名は不詳だが、果肉が厚く(種が小さい)大振りの梅である。
丁寧にひとつずつ手でもぎ取る(・・・・毛虫に注意しながらの作業である)。
傷がついてしまったもの、小ぶりのもの、色の悪いものを選別して、良い品質のものだけを残す。
最終的に残ったものは、今年は28kgほど。
我が家だけでは消費しきれないので、親類数軒におすそ分けする。
それでも残る青梅。
この樹の梅の実は大振りで果肉が厚い 世間では南高梅が有名だが、この実だって負けてはいない |
梅干し、梅酒、梅シロップ、梅ジャム・・・さて、さて何にしましょうか。
今年は、ラッキョ酢に漬けてみましょうかね。
梅のエキスは夏バテ解消の特効薬だ。
大自然の恵みを今年もタンといただきます。
0 件のコメント:
コメントを投稿