2013年7月23日火曜日

未だにホタル

今日(7/23)の常陸大宮地域は夕方に強い雨が降った。
めっきり涼しくなった今宵である。
薄暗闇の田んぼに涼風が吹き抜ける。
日課になった感があるが、夕涼みのひとときに背戸の田んぼを眺めている。

田んぼ脇の水路の草むらに目をやると、点滅する仄かな光が数個。
まさかと思ったが、ホタルがまだ(また?)いた。
既にホタルが光る季節は終わったものだと思っていたので、予想外の出来事だった。
いつも光を放っている草むらは、何回も何度も刈り払われている。
水路も何度も大水が出て底の砂からが流されている。
だがそれでも、こうやってまた出てきてはひっそりと人知れず光っている。
なんと健気で、愛おしい存在であることか。

この地区では、来月上旬に無人小型ヘリによる農薬の空中散布が行われる予定だ。
生息地の直撃ではないためか、毎年散布されているもののこうやって毎年ホタルは姿を現してくれる。
来年もここでまた逢えることを、祈るような気持ち半分だが、楽しみにしている。

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