2013年7月30日火曜日

古代ハス(大賀ハス)蕾をつける

古代ハスとして有名な大賀ハスが我が家の田んぼの一画に植えてある。
次第に根を田んぼの中に延ばしてきて、いまでは大半の葉が稲の中に生えている状態になってしまっている。

植えてからもう10年ほど経つだろうか、毎年葉っぱだけはたくさん生えてくるのだが、花が開くことはなかった。
そんな大賀ハスだったが、今年初めて蕾を付けた。
孤高で、凛とした姿だ
特別なことはしていない。やはりその土地に根付き、開花するまでには一定年月が必要なのだろう。

開花まではまだ数日かかりそうだが、濃いピンクの大きな蕾が緑の稲の中にとても良く目立つ。
近寄ってみると、背が低く稲の中に隠れて遠くからは見えないが、もうひとつの蕾も確認した。
稲の背丈より低いところにも蕾
大賀ハスの本家本元(出土地)である千葉で育てられているものは、5月の終わりから開花しピークは6月末〜7月初めのようだから、当地ではずいぶん遅いことになる。
千葉市の大賀ハス開花情報2013

2000年も前の縄文時代に咲いていたハス(の子孫)がいまこの地で開花しようとしている。まさにロマンだ。

         

場所は、JR玉川村駅から北に250mほどの県道脇の田んぼ。通行する車からでも見える場所だ。
今はまだ蕾でちょっと見つけにくいが、開花した暁には緑の中にピンクの花が目立つであろうから、容易に見つけられるに違いない。
(脇見運転せずに、横の空き地にしっかりと停車して)観賞していただければ幸いである。

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