暑い日の昼に、ひとり乾杯 |
誰に咎められることなくランチビールを独り楽しむ。
オシャレな店で夜景を観ながら傾けるグラスビールではない。
憂さを晴らすために居酒屋に集い、仲間と愚痴りながら飲むビールでもない。
外での作業で体中から流れ出た汗を、ひと時のこの冷えた缶ビールが補う。
たまらなく美味い。五臓六腑に浸み渡るとはこのこと。
う~ん、まさに田園の快楽。いいもんだ。
この快さ、爽快感、どのようにしても正確に伝えられないのがなんとも残念だ。
見上げると、梅雨明した青空にひとひらの雲(ずっと奥の方にも雲はあった)が。
そこでふと。。。
来し夏の
常陸の国の
玉川の
東野(とおの)の峰に ひとひらの雲
・・かの著名な国文学者が詠んだ句、『行く秋の大和の国の薬師寺の塔の上なる・・』ではなくて、このような東路の奥の地でこんな季節だが、なかなかいい眺めで、趣があろうが(酔)。
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