『玉川はちみつ』プロジェクトの一環で、巣箱追加設置の準備である。
昨年の2月に第1、2号を作った際の記憶もあり、要領は得ているため作業は実にスムーズだ。
実際にミツバチが棲みつきハチミツを採取した経験を通して、製作する上で手を抜ける部分(・・必ずしもサイズがピッタリではなくてもよいとか、切り口が多少曲がっていても影響が少ないとか)は、しっかり手抜きをした。
市内の大手ホームセンターYで必要な部材を買い揃え、少しずつ作業を進めほぼ一カ月。
既設置の2台(お遊びだが、識別NoとしてA館・B館としてある)と同型の巣箱4台がこのたび完成した。
巣箱はC館・D館・E館・F館、とするつもりだ。
C館・D館・E館・F館となる新しい巣箱 |
これで来年からは6台体制となる。
これら全部に棲みついてもらえるのは到底無理としても、1台でも2台でも入ってくれた嬉しい。
ある種のバクチのようなものだから、楽しみに、気長に待つしかない。
ちなみに、一台あたりの製作コスト(材料費のみ)は数千円で収まっている。
これだけ(製作するのも・設置した後も)楽しめるのだから、極めて安いものだ。
機械で作る工業製品ではないし、まして他人様に販売する巣箱でなし、ミツバチさえ入ってくれればよいものなので、体裁はあまり問わないでいる。
手挽きのノコギリで板を切断すると、どんなに注意深く切っても切断面が曲がってしまう。
ましてやその少しずつ曲がったパーツの集合体である。
3段・4段と重ねると結構ガタガタしてしまうのだが、致し方ない。
(多少ガタガタしても、設置後にトタン屋根を載せて全体を紐でしっかり固定するため、あまり問題はないためだ)
これらの新しい巣箱は、これからしばらく戸外にて晒し、より自然に近い状態にした方がよいようだ。
そして、春先2月ごろになったら自家製『蜜蝋(みつろう)』を塗って、野外に設置する予定でいる。
分蜂するミツバチをとらえるための『分蜂群捕獲板』なるものも作った。
単なる板なのであるが、Netで調べると板には杉や桜の木の表皮を張り付けるとよい、とあったので杉の皮を張り付けた。
さらに、この杉皮にも蜜蝋を塗りつけて、ミツバチをより誘因しやすいようにした。
日本ミツバチが好む蘭である『キンリョウヘン』も、既に9月中に株分けしておいた。
この蘭、結構高価なものなので、なかなか購入はしにくいので、株分けにチャレンジした次第だ。
キンリョウヘンも株が密になった |
根が密に絡み合っているのでほぐしながら3つに分けた |
今まで1鉢だったものを、3つに株分けしたので(すべてに花が咲けばだが)、チャンスは3倍になる計算だ。
かようにして、『玉川ハチミツ』プロジェクトは来年に向けての準備が着々と進んでいる。
まだ材料の余りもあるし、時間もある。
もうちょっと予備の段を作成しておいても良いかなとも考えている。
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