2012年11月10日土曜日

常陸秋そばフェスティバル2012

常陸秋そばフェスティバル2012に今年も出かけた。

明日の日曜日(11/11)には天気が崩れる予報が出ていたこともあり、初日に顔を出した。

昨年は初日の午前中から会場への道路が交通渋滞で麻痺状態だったので、早めに会場へと向かうことにした。
さすが『常陸秋そば』の本場である『金砂郷』で開かれる新蕎麦祭りである。

開場は10時からだというのに、到着の9時10分にはかなりの来場者がすでに会場内に入っている。

主催者の常陸太田市は昨年の渋滞発生に懲りたのであろうか、万全の態勢で望んだ節がうかがえる。
無料シャトルバスの運行も頻度をかなり増やしたようだ。
駐車場へ向かう車の誘導は見事で、実にスムーズな運営、とみえた。
おそらく午前中に入場したひとは全員がそう感じたに違いない。

会場を離れたあとに近隣を車で回ったことで知ったのだが、会場の入り口から2〜3キロ程離れた要所要所に案内人が立ち、第2、第3の駐車場への迂回路(脇道)に車を誘導していた。

去年は第1駐車場一か所へ集中したためだが、今年はその道が混雑していない。
まんべんなく分散させるのに成功したようだ。
遠く県外からの来場者も多いようで、東京周辺のナンバーが目立つ。
(確認した一番遠いものは尾張小牧ナンバーだった)

金砂郷人気、恐るべしだ。

         

さて、フェスティバルの中身である。
恒例の高橋名人の広島『達磨』をはじめとして、出店は16。
NHKの中継車も出ていたようだ。
そば店は北海道・福島・栃木・東京と各地からの出店だ。
やはりこの金砂郷のフェスティバルに出店する(できる)というのはある種のステータスなのかもしれない。

正式なオープニングは10時のはずだが、各店舗は既に営業を始めており、蕎麦を啜る人の姿があった。
『達磨』は10時開店を守ったようだが、9時20分時点ですでに200人を超える行列ができていて、その人気のすごさを見せつけた。
達磨行列(先頭)
トレードマークの赤い達磨号
達磨行列(最後尾)
こうやっている間にも続々と列に人が並ぶ
時間がもったいないので、今年は達磨の蕎麦は食べないで他に回ることにした。

このフェスティバルは、常陸秋そばの食べ較べができる数少ない機会だ。
店によってこんなにも姿・食感が異なるということに今更ながら驚く。

ときどき会場内を水戸黄門一行が通り過ぎる。
並んで気軽に写真撮影に応じている。
TVドラマは終わっても相変わらずの人気ものだ。
御供は2人とスタッフだけ
メイン会場では某歌手Mの歌謡ショーのステージなども予定されているのだが、大方の来場者は無関心と見えひたすら蕎麦を堪能している。

美味い物を食べる人々の顔はみな表情がよい。
やはり豊かな『食』は人間に幸せをもたらすものだと改めて思う。

かく言うワタクシも、ささやかだが、美味い蕎麦で満腹感に浸れた幸せな一日であった。
さて次は、自家栽培した常陸秋そばの脱穀と製粉と、そば打ちである。
辛味そば
盛り蕎麦
茨城県のsoul food・けんちん蕎麦

2 件のコメント:

  1. 11日に行きました。翁達磨、信州ゆかり庵、赤土を食べました。私としては、ゆかり庵の蕎麦、最高です。達磨、美味しかったヨ~!赤土の辛みそば??????でした。

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  2. ありがとうございます。
    人気店・達磨、並ばれたのですね。。あの行列を見てワタシはあきらめてしまいました。
    好みの問題かもしれませんが、私も赤土の辛味そばはちょっと手抜きで粗雑な印象でした。せっかくの蕎麦の素材が活かしきれていないと思います。
    同席した友人も同じ意見でした。
    でも、こういう食べ比べができるうれしいイベントですね。

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