2012年11月15日木曜日

ふたたび『奥久慈清流ライン』について

昨年のことだが、JR水郡線の愛称が鳴り物入りで『奥久慈清流ライン』と決められたことは記憶に新しい。
各駅ホームの駅名版には、その名称が張られている。
名称が決定された時に、このブログで『奥久慈』やら『清流』と付けるとそのイメージする範囲が極めて狭くなり、水郡線全体(水戸から郡山まで)の愛称としては違和感がある、と書いた。
       2011/09/21 ブログ
今でもこの思いは同じであるし、むしろ強まっている。

さらに残念なことに、この愛称は駅名板以外ではあまり目にすることもなく、騒いだ割にはその後に関係各位の気合いが感じられない。
(月末に走るSLにはこの名称が冠されるようだが)
 
         

言うまでもなく、水郡線は茨城県・水戸駅と福島県・郡山駅(正確には安積盛永駅)の間と、上菅谷で分岐する常陸太田の間の路線だ。

当然のことながら水戸駅は水郡線のターミナルステーションであり、南の玄関口の主要な駅だ。
水戸駅では水郡線は1番・2番が水郡線ホームとなっている。
当たり前に水戸駅のホームにも駅名版がある。
次駅『常陸青柳』と矢印表示されているのだが、ないのである。
『奥久慈清流ライン』の青い表示が。。。肝心の水戸駅に。
取り付けを失念してしまったのだろうか。
水戸駅構内の水郡線ホームにある駅名版
また、沿線の観光案内図『水郡線沿線ガイド』が線路脇のフェンス(丸井デパートの壁のところ)に大きく掲示されている。
これは列車内のドア上に張られているものと同じだ。

人目に付くようにと掲示しているはずだが、ここにも『奥久慈清流ライン』の文字はない。上の方に小さく『常陸秋そばの里 奥久慈をゆく』とだけある。
ついでに言うと、水郡線ホームに降りる水戸駅橋上通路部分のどこにも『奥久慈清流ライン』の文字は見当たらない。
1・2番へ向かう通路と案内表示
玄関口・水戸駅にしてこの状態である。
熱意が伝わらない、やる気がない、どうでもよい、やりっぱなし、と感じるのはワタシだけだろうか。
さらに、福島県内の駅ではどのような状態になっているか気になることろだ。
特に、北の玄関口・郡山駅の水郡線ホーム(3番線)ではどうなのだろう。

もしかすると水戸駅だけは設置の例外なのかもしれない。
(→だとするとその理由が分からない)
愛称を募集した『水郡線利用促進会議事務局』に一度聞いてみたい気はするが、担当者がいるかどうか、組織も存続しているかどうかもわからない。

などと文句(否、健全な批判だ)を言ってはみたものの、ワタシにとってもどうでもよいことのひとつだ。
ちょっと気になったのでつぶやいたまで。。

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