先日、谷津田に向かう道すがら、出会った『マムシ』は子供を産まんとしている母マムシだった。小さな子蛇をまさに胎内から出そうとしていた瞬間、つまりはマムシの出産シーンだった。
マムシは『卵胎生』である。つまり卵を胎内で孵化させて子蛇を産む。母蛇からは卵ではなく小さな蛇の形をした子マムシが出てくるのである。
俗説に『マムシは口から子供を産む』と言われているらしいが、これは全くの嘘である。
このマムシ母子を最初に発見した時には、マムシとは分かったが状況が理解できず尻尾が二つに割れた奇形かと思ったほどだ。
だが、続けて観察していると体の裏側の穴(総排出口と呼ぶ)から徐々に子マムシが姿を現し誕生したため、マムシの出産であることを理解した。
だが、続けて観察していると体の裏側の穴(総排出口と呼ぶ)から徐々に子マムシが姿を現し誕生したため、マムシの出産であることを理解した。
正直なところ、小生は爬虫類は大が付くほどの苦手である。
あの独特の姿も動きも嫌いだ。ウロコは見ただけで鳥肌が立つ。
あの独特の姿も動きも嫌いだ。ウロコは見ただけで鳥肌が立つ。
だが、滅多に見られないマムシの神聖で厳粛なる出産シーン、思わずシャッターを切った。嫌悪感はさておき、ちょっとした感動の場面であった。
感動の瞬間はいつどこで訪れるかわからない。
感動の瞬間はいつどこで訪れるかわからない。
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