2013年9月25日水曜日

脱穀作業風景 2013

今日(9/25)明日(9/26)は雨模様となる予報。
しばし脱穀作業は中断だ。

ここ数日続いた乾いた晴天で、脱穀は快調に進んだ。
我が家では、刈り取りと脱穀を並行処理する『コンバイン』を有しないため、稲刈りはバインダーで、脱穀はハーベスタというそれぞれの専用機で行っている。

田んぼに持ち込んだハーベスタで、オダ掛けしてある稲束を取り外しながら脱穀する。
屋外での作業であるため雨が降っていたり降りそうでないこと、田んぼの土が乾いていることが作業の条件だ。

まだ湿っている田んぼの箇所を回避しながら、機械を操作してゆく。
籾が専用の袋にどんどんたまってゆく。
同時に籾を落とした稲束が次々排出されてくるので、それらを16束ずつまるく(丸く縛り上げる)。
籾が一杯に詰まった袋(約30kg)と、稲ワラ束を軽トラに積んで倉庫まで運ぶ。

機械相手に作業するため忙しない流れ作業で、体力を要する。
農家の必需品 軽トラ
この場所で春から始まり繰り返されてきたさまざまな一連の作業の記憶がよみがえる。
田起こし、代掻き、田植え、度重なる雑草刈り、水の管理、刈り取り、オダ作り、オダ掛け、そして脱穀。
そのためだろうか、乾燥した稲束の匂いはたまらなく愛おしく、良い香りがする。
 
         

脱穀した籾の一部を、さっそく新調した精米機で精米してみた。

天日で自然乾燥させた茨城・常陸大宮産『コシヒカリ』の2013年度新米である。
神棚と仏壇に供え、神に、祖霊に、豊作の報告と感謝の祈りをしたあとに食したいと思う。

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