2011年12月5日月曜日

霜降りは美味い

今日は寒い朝だ、と思った。
朝、まず目に入ったのが真っ白な畑や山陰の枯れ野であった。
陽が当たらない山陰は真っ白だ
気象庁観測データ上では、今日(12/5)の常陸大宮市の観測ポイント(地名で言うと「上小瀬」という場所。東野地区・玉川村駅からさらに西方に入った場所であり、簡明直截な表現で言うとかなりの山間地=山の中である。)では最低気温はプラスの1.3℃であったが、当地では一面に真っ白に霜が降りた。
おそらく氷点下になっていたのではないかと思う。
イチョウの葉に霜 
ホウレンソウにも霜 
ブルーベリーの紅葉した葉にも霜 
結わえたハクサイの葉にも霜
(後方はJR玉川村駅)
畑には霜柱。モミジの落ち葉にも霜  
ハクサイやホウレンソウは、このように霜が降りる程に寒くなると、その冷たさで植物が生命の危機感を持つ。
そして、生き残るため自分自身の養分を葉に貯蔵しようとする。
それが甘みと旨味になる、という。
(⇨ それを、美味いとして食べてしまう人間というのは、なんて惨いのだろうか・・・)

このような自然の摂理というのは、すごいの一言ではないか。
科学技術がどれほど進歩しようが、このような芸当はできまい。

時機が到来したら、この恵みに感謝しつつ「美味い」と言って食べようと思う。

1 件のコメント:

  1. 霜が降った後の野菜は甘味が凄く増えますね。冬に新鮮な野菜を食べれば幸せです。

    返信削除