2011年12月3日土曜日

寒いのは苦手だ

師走の声を聞いたとたん、ぐっと冷え込んできた。
茨城北部は昨日(12/2)も今日(12/3)も雨模様であったことから、肌寒い一日だった。
東北・北海道では大荒れの天気のようだ。
気象予報士の渡辺博栄氏
         

はなはだ個人的な話だが、寒さが甚く苦手である。
暑いのにはかなりの耐性があると自負している(入浴施設のサウナはお気に入りの場所だ)が、寒さには滅法弱い。

例えれば、変温動物のごとく血の温度が下がってしまい身体の動きが鈍くなる感じだ。
常に体全体の筋肉を固くして無駄な熱の発散をしないように収縮させている感じで、ひどく疲れる。
指先や足のつま先などは常に冷たい。

昭和30〜40年代の子供の時分には、この季節はもっと寒かったはずだが。
さらに家の立て付けはもっと悪く、すきま風が入る家である。
さらに暖房とて、今のようにあるはずも無い。そんな生活だった。

しかしながら、我慢できなかったことはなかったと記憶している。
どのようにしてあの時代を生きてきたのか、不思議でならない。
若かったからなのであろうか。
確かにそれもあるだろうが、・・だけではないだろう。

食生活は格段に豊かになり、住環境も衣服も大幅に機能改善され、暖かで素晴らしい。
やはり、この快適すぎる環境に順応し過ぎて、柔で堕落した身体と精神になってしまったのであろう。文明が進むと人間は堕落してしまう典型だ。


         

今年の夏に続いて、政府から節電のお願いが出ている。
関西電力管内では▲10%以上、九州電力管内では▲5%以上、その他の電力管内でも支障を生じない範囲で自主的な節電を、とある。

これからの外での作業は辛いものがあるが、それも最初だけだ。
いったん活動を開始してしまえば、身体は嫌でも汗が出るほど暖まる。
なによりも農業は、日中は外での作業がメインであり、電気は使わなくて済む。
日当りは良い田舎の家だし(日差しを遮る障害物がない)、日中の暖房などはほとんど要らない。
田舎暮らしは、節電が叫ばれる以前からの、少電力・省電力の生活だ。
最近、我が家に遊びに来る黒猫。
どこの飼い猫かは知らないが、やたら人なつこい。
真っ黒で熱吸収は良さそうだ。

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