2014年11月30日日曜日

山仕事 本格始動

今日は、SLが常陸大子での展示会のため試運転はない。静かな普段通りの駅周辺に戻った。
本番運行前のつかの間の静けさ。
SL撮影者についての鬱陶しい話題から離れ、本来の里山ライフの話題に戻る。
         
紅葉も終わりに近づき、落葉が進んで山肌が見えるようになってきた。
落葉は山仕事の開始の合図である。楽しい楽しい山仕事の開始である。
今年もシイタケ原木を大量に準備する予定だ。

桜や楓を植えるスペースを作りながら、適当な間隔で立木を間引いてゆく。
あれこれと桜や楓のトンネルの出来上がりイメージを夢想しながら、のんびりと木を切っては運びだし、薪材や焚き付け用の小枝の束にしている。
(これらに今具体的な需要はない。だが、いつどんなときに必要となるかわからぬし、譲って欲しいという方が現れるやも知れぬので、とりあえず作っておく)

木を切る作業も、山裾に引っ張り出す作業も、枝を落とし短く鉈で切って束にする作業も、肉体を酷使する。有酸素運動の典型のようなものである。体がすぐに汗だくになる。
いやでも健康になってしまうほどだ。
         
山中で切り株に腰をおろし休憩しながら飲む熱いコーヒー(インスタントだが)は最高だ。
ここには『スタバ』はないが、『落ち葉』はある。
   
ボーっとする。・・・この何も考えなくてよい時間。貴重なものだ。
東証225も、TOPIXも、¥/$も、衆議院選挙と県議会議員選挙も、とりあえず関係ない別世界。
         
ふと見上げると木の枝に刺さったバッタの姿。モズの生贄だ。

まだ生贄にされて間がないようだ
そういえば、キィーキィーキチキチ・・という鳴き声が聞こえるようになった。
明日から師走だものなぁ。
冬の訪れを感じさせるのは寒さだけではない。こんなちょっとした風景も鳥の鳴き声も、この里で初冬を感じる風物詩である。

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