ネットで待望のパンフレットを見ることができた。
パンフはこちら → 常陸秋そばフェスティバル里山フェア 2014
今年の会場は常陸太田市内の『山吹運動公園』である。
パンフレットにも記載されているが、この会場には専用駐車場が無い。
ために、やや離れた場所3か所に臨時の駐車場を用意しているとのことだ。
市役所、合同庁舎、栄町にある専売公社跡地の臨時駐車場、の3か所である。
常陸太田市民ではないが、この街を良く知るものとして大きな不安がある。
それでなくとも市街地の道路事情が良いとは言えない常陸太田市街地だ。
街自体そんなに大きくないのでアクセスする道路が多くない。
今回指定されている駐車場がある常陸太田市街地に入ろうとすると、多くの場合、国道293号線と国道349号線のいずれかを使うことになる。
この両国道から進んでくると、常陸太田市街地入口周辺では間違いなく車の大渋滞が発生するはずだ。エリアが広いため交通規制(一般車両進入禁止など)は行わないだろうから、一斉にどんどん車が太田市街地に向かって侵入してくるとたちまち詰まってしまう。駐車場周辺同じだろう。特に栄町付近など昔の通りのままなので、出入りすら困難な状況になるのではないかと思う。
ピークの時間帯(経験で言えば初日の11時過ぎから午後1時半あたり)はまったく進まない車の列にイライラするに違いない。かといってナビ頼りに小さな道に入り込むとえらい目に遭うだろう。
シャトル巡回バスが運行されるというが、これとて市内道路渋滞で身動きが取れないのではないかとも思う。
(幸運にも駐車場に駐車できた人は、会場までは歩けない距離ではないので、歩いたらよいだけの話だ。)
毎年、旧金砂郷村のそば祭り会場に向かう車の大渋滞を見てきている。
それを知っているので小生は早めに会場入りし早めに退散してきた。
今年の会場はJR常陸太田駅から会場まで徒歩で行ける距離であるので、東京や水戸方面からの来場者のうち、少しはJR利用に振り替えられるのかもしれない。
(主催者側はそれを期待を込めて多めに見込んだに違いない)
だが、茨城に限らぬが田舎の主たる交通手段は自家用車であって、当地も例外ではない。
ちょっとコンビニに行ってくると言って、5分や10分車に乗るのを当然としているのである。
この新そば祭りにくる人は、常陸太田を含む県北地域のひとが大半だろう。彼らの意識には常陸太田に行くのにJRを使うという発想はまずない。
そしてさらに、それぞれの駐車場のキャパシティーの問題もある。
ざっとだが、収容台数は市役所250台、合同庁舎300台、栄町の広場は多くて400といったところだろう。これら合わせても千台弱の能力で(過去に工業団地の駐車場と周辺の道路を埋めた)あの集客力のそば祭りは無理がある。
2年前にSLが走った際の玉川村駅周辺もそうだったのだが、かようなイベントに来る人の中には、ちょっとしたスペースに無理やり駐車するマナーが悪い方々が多いのが実情だ。今回もそうなる可能性は高いだろう。
ということで、当日は常陸太田市内は大混乱かもしれない。
と考える小生は、今年はJRに乗って行ってみることにしたい。
JRに乗って玉川村駅から常陸太田駅まで・・。
まさに太田一高に通っていたあの時以来のことになる。ほぼ40年ぶり。
常陸太田駅の新しい駅舎を利用するのも、むろん初めてだ。
以上は、小生の勝手な妄想である。
フェスティバル関係各位の巧みな会場運営でかかる心配は杞憂に終わるのかもしれない。
そうあってほしい。
2011年のこのそば祭りに、会場に向かう車の大渋滞の写真である。 会場駐車場から1500m離れた国道との交差点付近だが、 この渋滞は1キロ以上先まで延々と続いていた |
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