2014年11月25日火曜日

2014年・水郡線C61運行(3) 常陸大子駅構内のC6120ともみじ寺

所用あって常陸大子へ出かけた。
ついでに市街からほど近い永源寺(場所は→ここ)に詣でた。
この寺は曹洞宗の古刹で別名を『もみじ寺』という。(Youtube映像がある)
それはそれは見事な紅葉が見られる寺である、と聞いていたがなかなかこの時期に参拝出来ないでいた。
この3連休中あたりがちょうど見ごろであったようだが、訪ねてみると盛りが少し過ぎたとはいえ見事なモミジの紅葉であった。本堂を取り囲む山をモミジの木が埋め尽くしている。素晴らしい寺である。
このような魅せる姿に、我が家の山も作ってゆきたいものである。
         
小雨降る天気であったせいもあって訪れる観光客もほとんどおらず、落ち着いた雰囲気の中で色鮮やかなモミジを鑑賞できた。

永源寺の駐車場から本堂までの参道がモミジの木でおおわれている

参道の両側の斜面にはモミジの大木が植えられている
散って雨に濡れたモミジ葉も風情がある
参道の周囲はモミジの木だけのようだ
また、参道周辺には地蔵が多数置かれており、愛嬌のある姿がとても目につく。
身長は50cmほどのお姿である

         
この永源寺へは、JR常陸大子駅の構内にある踏切を通って行く。
すぐ傍らには車両基地もあり、構内の留置線を跨いでいる踏切である。
この踏切で、図らずもC61-20と遭遇してしまった。狙って訪れたのではけっしてない。全くの偶然である。
ちょうど作業員が石炭を積んでいるところであった。
なかなかの雄姿だ
 
クレーンで石炭を積んでいる
2年前にも玉川村駅でこの光景を目にした
小雨が降る肌寒い中ではあったがやはりいるのである、SL撮影マニアが。3組5人ほどいた。

(傘もささず)誰にも邪魔されずにきっと至福の時なのだろう。
SLまでは意外と近い距離である。納得いく写真が撮れたのであろうか。
小生などはすぐ現場を離れて永源寺に向かったが、30分ほど後の帰りに通った際にもまだ3人ほどいた。好きというのはすごいことである。
この『安全第一』の文字がかかっている倉庫状の建物の場所は、30日に『水郡線営業所まつり』が開かれる会場である。SLを間近に見られるはずだ。
C61-20は思ったより大きなSLである。常陸大子駅前に静態保存されているSLのC12-187が小さく感じられるほどだ。
いよいよ明後日、試運転が始まる。
当日午後1時過ぎに玉川村駅で煙を吐き爆走する雄姿に改めて接することになる。



閑話休題。
袋田にある『関所の湯』。こちらの露天風呂から見るモミジもまた見事な紅葉であった。
仄かな温泉の香りの湯につかりながら、山肌のモミジを愛でる贅沢。
これが今日のメインの用事であったのだった。

1 件のコメント:

  1. いよいよ、明日は試運転、楽しみですね。
    全長12mあまりのC11とちがい、ぜんちょう20mを超えるC61は迫力あるでしょうね!
    今回は、動画撮影する予定で鵜s。

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