2014年11月22日土曜日

蜂谷柿を取る

寒くなってきて霜も降りる日も増えた。
取らずに実を付けたままの柿の木が目に付く。
今年はどこの家でも甘柿・渋柿ともが当たり年だったようだ。
豊作ということもあるのだろうが、昨今では柿を食べる人の数が減ってしまったことも多分にあるのだろう。

そして干し柿を吊るす家も少なくなった。昔はどこの家でも吊るしていたような気がする。
少なくなったとはいえ当地域では軒下に皮を剥いたまだ真新しいオレンジ色の干し柿が吊るしてあるのをよく見かける。まだまだ田舎指数は高い常陸大宮市・東野地区だ。
そういう我が家でも、少量だが蜂谷柿を収穫し干し柿として吊るした。
昔ほど食べることはないが、なんとなく熟して落ちるに任せるのは申し訳ないような、勿体無いような気がしてしまうからだが。

今年もある方から蜂谷柿を譲って欲しいと依頼があったため、柿の収穫を行った。
まだ木いっぱいに実は付いている。
干し柿にするには実のヘタの部分にT字の枝を残す必要があるため、細心の注意を払っての作業となる。

一見原始的だが、先端に切り込みを入れた竹竿が一番使い勝手がよく、活躍する。
これで一個ずつ枝ごと挟んでひねって折って手元に下ろすのである。
木に登って取ることも可能だが、左手で柿の実をつかんで右手のハサミで枝を切る、という作業にならざるをえず、両手を完全に宙に突き出すため危なくて仕方ない。
それに、柿の木はたいそう折れやすいものだし、手が届く範囲にある木の実というのはそう多くない。時間はかかっても木の下から竹竿を天に突き上げての(首が痛くなるが)作業が一番いい。

樹下にネットを張って落ちる柿を受け止める工夫はしたが、3割ほどは無駄にした(T字枝が付いていない、ネット外に落ちてひび割れてしまった)ような感じがする。
コンテナいっぱいの蜂谷柿
熟しているもの・傷ついたもの・大きすぎるもの(なかなか乾かないため不適)・小さすぎるものを除いても、360個を箱詰めできた。

これだけの数の柿、どうするのだろう、・・・と思ったが、いろんな方に配るのだとか。
我が家の蜂谷柿が多くの方に配られ、いろんな地域に散って軒下を飾る。そしてやがて皆様の口に。柿冥利に尽きるのではないか。

季節は晩秋。師走も近い。

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