2014年11月13日木曜日

ミツバチの巣箱 追加の12台完成

先日から(特に雨降りの日を中心として)進めていた『ミツバチの巣箱』制作。やっと完成をみた。
今日、仕上げの最終工程である焦げ目付けを、ガストーチ(バーナー)で行った。
出来上がったばかりの台をこうやって一堂に並べてみると、なかなかすばらしい美と輝きがある。
壮麗な光景ではないか。
整列した10台(標準装備は巣箱3段)
10台いっぺんに作るというのは、材料の調達こそやや大変ではあったが、各工程で同じ作業をただ10回繰り返しただけ(それが大変でもあるが)である。それに今回が3度目の作業ということもあって、あまり戸惑う局面も無く、比較的短期間で効率的に終えることができた。やはりしっかりした設計図と工具とがあると良いものが出来る。

今回はすべての段に最初から『観察窓』を作ったため、少々手が込んだこだわりの作となった。
これが有るのと無いのとでは、ミツバチが入居したアカツキにストレス度合いが大きく変わることを学習しているので手が抜けない作業であった。
窓を大きくとって見やすいように改良した。
既設の巣箱の観察窓は小さく、中が暗くてよく見えないという欠点があった。
さらに、今回予備として作った1段分と、以前に作成してあった予備分の3段の計4段が別途あり、段に余裕があるためこれを『待ち受け箱』(2台分)として使えるようにもしてみた。
待ち受け箱は、ミツバチの捕獲の時だけに使う簡易巣箱。
切妻屋根も乗せず、土台も単なる板だけの簡素なものにしてある。
めでたく箱に入ってくれたら、段ごと取り外して別の正式巣箱に乗せ換える。
これで既設置分の9台と合わせて21台となる。
本体の制作がこれで終了したので、あとは設置の台となるブロックや屋根を覆うトタン板などを来春までに調達して、ほぼすべての準備が整い、現場に設置するだけとなる。
(正確には、巣箱内部に蜜ろうを塗ったりする作業もあるのだが、それは細かな話だ)

毎日のように屋敷周辺を散策しながら、追加の設置候補場所を入念に下見している。
ポイントは、夏の日当たり具合や冬の北風の当たり具合、巣箱がある場所の目印となりうる立木や建物の状況・・など、ミツバチ目線で細かくチェックしている。
設置を約束している親戚2カ所もあるため、そちらに2台は設置する予定でいる。

ミツバチの輪は確実に広がっている。正確には強引に広げているのだが。

来年の3月末ころになるだろうが、日本ミツバチ捕獲の新兵器『日本蜜蜂誘引剤』も取り付ける。予約申し込み済みだ。
この新兵器の威力は今年の春に十分に確認したのだが、とにかくすごいの一言。やや値は張るのだが確実にミツバチを呼び寄せる、まさに魔法の誘引剤である。
この威力でもって来春は5台以上に入居を狙いたい。
・・・・まだまだ『取らぬタヌキミツバチの蜜算用』ではあるが考えるだけでも楽しい。

嗚呼、嗚呼、、来年の春が待ち遠しくてしかたない。

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