2014年11月6日木曜日

紅葉はこの銀杏から

他者のマナーが云々と、なにも日々不満ばかり言って生活しているわけではない。
心静かに深まる秋を眺める余裕も持ち合わせているわが身であると信じて疑わない。

この小振りな銀杏の木は他より毎年一足早く色づく。目立つ存在だ。
日に当たり輝く姿は、杉林の暗い背景にとても映える。
澄み切った青空にも似つかわしい黄金色をいっぱいに広げる。

周囲の山の木々も少しずつ色づいてきた。
様々な色が混じり合い、淡い紅葉の山となる。
赤一色で全山を染め上げる紅葉名所の眺めもよいが、このような柔らかな(ぼんやりした)紅葉もまたいい。
日々刻々、違う姿を見せる。
好きな里山の眺めの一つだ。


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