毎冬、屋敷続きの里山の整備を兼ねて木を切り出しており、その中からシイタケの原木に適した栗や山桜、コナラ等を使って、毎年50本程度ずつ増やしてきている。
今年は春先に40本ほど、シイタケの菌を植え付けた。(1本あたりの菌を多くして密植したため例年より少なめになった)
いまはまだ原木をシートで包み湿度と温度を保ち、原木内部に菌を繁殖させている仮伏せの最中だ。
時折、確認を兼ねてシートをめくり水をたっぷりとかける。
原木間に敷いた保水のための藁にたっぷりと水を浸みこませる。
程よく原木の周りに白いカビ状の菌が廻っているようだ。
今年は説明書よりも密に菌を打ち込んだ。原木の切り口面にも入れてみた。 この方が菌の廻りが早いはずだ(という計算によるのだが、結果は来年秋に出る)。 |
梅雨だと言うのに大気湿度が期待しているほど高くないのが気になるが、これから高くなるだろうから、そろそろ外に出そうと思う。
近くの杉林の木陰中に原木を並べる予定だ。
並べる場所の準備も終えた。
・・と言っても、原木を斜めに傾けて並べるための棒を渡しただけだが。。
今回並べる原木は、ふた夏経過した来年秋から収穫ができる見込みだ。
一昨年の原木からは、昨年秋と今春~先月の発生シーズンにかなりの量を収穫できた。生シイタケを無人野菜販売所に並べると、付近のオバチャンたちの人気商品でもあってすぐに売り切れる。
半端モノを集めて作っている乾燥シイタケもそれはそれで料理に重宝している。
無駄がないシイタケだ。
手間と言えば、原木の切り出しと菌植えだけと言ってよい。
あとは日陰に並べ、時間はかかるが勝手に生えてくるのを待つだけ。
程よい姿形のものがたくさん生えているのを見つけた時の、あの高揚感は何とも言えない。
食べて美味し、健康に良し、(成長度合いを)見回って楽し。
生えるまでの一年半を待つのも心のゆとりだ。
毎年の、毎日の作業に張り合いがある。
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