2月末頃から3月上旬に種芋を植え付けたものだ。
料理レシピには『新ジャガ・・・皮付きで・・・美味しい・・』という文字が踊る。
ジャガイモにも花が咲く。
品種によって色に違いがあるが、ほとんどが白や紫だ。
ちょっと枯れかかっているが、これがジャガイモの花だ |
一般にジャガイモは根菜類でも塊茎を食べるものなので、ジャガイモの『実』と聞くと『???』となる場合が多いだろう。
余り目にしないが、実が付くのである。
ちょうど今頃に、未だ収穫していないジャガイモの葉っぱの蔭に、こっそり実が付いているのを見つけられる。
(実が付く・付かないは、いろいろ条件があるようだ。なので全てにあると言う訳ではない)
ジャガイモの実 さすがトマトと同じ『ナス科』の植物である。 まるで『まだ青いミニトマト』といった感じだ |
ちゃんと種子が入っている。
ネットで調べるとやはり詳しく解説してくれているところがある。
☞ 『ジャガイモの実』
品種改良を仕事として行っている人にとっては、種子が何よりも重要であり、大切なジャガイモの実だろうが、我々にとっては単に興味の対象でしかない。
この実を齧ってみたが、何の味もしなかった。
あとで調べて分かったことだが、この実には『アルカロイド』が含まれ、一般的に他生物に対しては有害であるケースが多いとのこと。スイセンの葉をニラと間違えて食べると激しく嘔吐・下痢をするのもこの『アルカロイド』のせいだそうだ。
(アルカロイドという単一の物質はなく、動物に対して特異な、しかも強い生理作用を持つ塩基性窒素を含んだ有機化合物の総称である・・・と、解説もあったがなにやら難しい。
要は、植物に含まれるあまり人間にとっては好ましからざるもの=有害なものをまとめてこう呼ぶらしいということだ。)
さらに厚生労働省のHPにも、食べるのはやめときなさいという旨の記載がある。
☞ 自然毒のリスクプロファイル・ジャガイモ
どうやらわざわざ食するものではないようだ。
またひとつ勉強になった。
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