2013年6月5日水曜日

実りの初夏 ~ レンゲの種を観る

春に咲いた花々は、夏を迎える前のこの時期に実をつける。
庭先を黄色に染めた菜の花も、全体の姿がすっかり枯れた色になり、実がたくさん付いている。

刈取りを待つ、花の終わった菜の花
一粒万倍だ

 茎から刈り取り、乾燥させ、種子をとる。
来年に向けての作業だ。
種から油を取るためではなく、飼っているミツバチが活動する場を少しでも広げるため菜の花を栽培するためだ。

同じように、レンゲも実を付けている。
レンゲの実は、受粉してからは緑の袋が次第に膨らみ大きくなり、やがて真黒になり種を収穫できるようになる。
ちょっと見ただけでも目につく種子の袋・鞘だ。
この中に小さな小さなソラマメのような形の種子が詰まっている。

三日月形の鞘にレンゲの種子がはいっている。
左が未成熟の緑色、右が成熟した黒の鞘
中にはこのような小さな種子がはいっている。
これがレンゲの種だ。
眺めていて飽きない自然のなせる美、不思議さだ。

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