この地でまともに顔をあわせたのは初めてだ。
鼬、なかなか読めないが『イタチ』である。
体色は褐色がかった黄土色。鼻先がとがった顔に丸く小さな耳。額中央部から鼻先に濃褐色の斑紋。イタチの特徴そのものが見て取れる。
ブログトップ写真にも写っている溜め池の脇の草むらで偶然遭遇した。
本来は夜行性であるらしいので、昼間に目にするのはやはり珍しいのだろう。
近くまで寄って目と目があっても逃げず、見事に写真に納まってくれたが、このあとすぐに逃げ去った。
イタチの主食はネズミ類、カエルや昆虫、鳥の卵・雛など基本的には動物性のものを好むという。従って、イタチは植え付けたヤマイモを掘って盗んだり、ブルーベリーの幼木を根元から掘り起こしたり、夏のトウモロコシシーズンに悪戯をしたりはしない。
一般にはイタチの被害として、天井裏に住み着いて騒いだり、糞尿被害等があるらしいが、農作物にはどうやら興味がないようで、その点でイノシシやハクビシンなどとは一線を画している。
幸いに我が家ではイタチ被害は今のところないので、逃げ去っても悔しい思いは、ない。
まだ『豊かな自然の証拠』などと言っていられる余裕があるが。
さてさて、いつまでそんなことを言っていられるだろうか。
里山ライフは・・いいものだが、悩みも多い。
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