山笑ふ

東京では桜が終わり、すっかり葉桜となっている様子。
一方、東北の被災地では桜が満開のニュースが伝えられています。
ここ茨城の北部では、ソメイヨシノ系桜の季節もほぼ終りとなり、だいぶ葉が混ざってきました。
里山では木々の緑が日増しに濃くなってきています。
そんな山々の中腹には、遠くからでも確認できる山桜が咲いています。どうやら山桜も早咲き遅咲きがあるようで、今盛りの樹もあれば、まだ蕾の樹もあり、まだしばらくの間、楽しめそうです。

山桜は花と葉が同時

山中に単独で咲く山桜は、ソメイヨシノ系の華やかさはないが凛とした美しさがある

ウリカエデ

ウリカエデの花

これは何の樹か・・

この新芽も美しいのだが、なんの樹なのだろうか

薄い緑の新芽あり、黄色い新芽あり、赤い新芽あり。

この国の春の盛りは、どこか潤みを帯びた優しい微笑みに似ています。

　　　故郷や　どちらを見ても山笑ふ　　正岡子規