連日のニュースで流される土砂災害や浸水被害の映像も酷い。
更にはこれらの被害に遭ったばかりの地に、追い打ちを掛けるようにまた雨が降っている。とんでもない、たいへんなことになっているようだ。
今年から使われている表現『これまで経験したことの無い豪雨』と言う言葉も、気象庁がいまの気象状況に対して危機感を抱いている現れだろう。
大雨の地方がある一方で、太平洋側では雨が少ない傾向にある。
このような極端な大雨と小雨が隣り合わせの局面と言うのは、昔からあったのだろうが、近年は特に激しいのではないか。
このような極端気象、これも異常気象なのだろうか。
(今後ますますひどくなり)後になって『やはりあの頃が転換点だった』といわれることがないことを祈りたい。
いま田んぼの稲は出穂期(しゅっすいき)にある。
まさに穂が出て、花が咲き受粉が開始されている時期だ。
穂が出て花が咲いている |
日照と気温が重要な時期だ。
当然、稲が水に浸かったり泥をかぶったりしても影響は避けられない。
水害のひどい地域の稲作農家がインタヴューに答える姿は痛々しく、同情を禁じ得ない。
防ぎようが無い天災ではある。
かように農業は、天候リスク・災害リスクがある。
不安定な部分は確かにある。でもそれでも向かい合って生きねばならない。
第一に自らの生活の糧ためだが、国民の大切な食料確保のため、国土の保全・環境の保全のために、という意味合いも多分にある。
東北地方・北陸地方の梅雨が開けて日照が戻り、豊作となることを望んでいる。
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