この周辺の広葉樹の木々の紅葉は、モミジを除けば明度の低い橙色というべきか茶色に近い。
燃えるような紅葉・・という華やいだ感じとは縁遠く赤・紅とはだいぶ違う。
だが、山一面が暖色系に色付いて明るくなるのはなんとなく心嬉しいものだ。
その茶色・橙色の葉が北風に舞い散る時季を迎えた。
山の稜線と木々の幹や枝が露になってきて、その隙間の向こう側には澄んだ青い空が透けて見えるようになった。
山の稜線と木々の幹や枝が露になってきて、その隙間の向こう側には澄んだ青い空が透けて見えるようになった。
この時期から、堆肥作りのための落ち葉攫(さら)いが忙しくなる。
有機堆肥の主要原料である。
落葉樹が主の山の地表面には適度に落ち葉が積もっていて量的には十分ある。
だが、手入れが行き届かないの山なので、地面には至る所に蔓性植物が張っている。
落ち葉を集める熊手が引っかかり、なかなかすんなりとは集められなくてイライラする。
だが、手入れが行き届かないの山なので、地面には至る所に蔓性植物が張っている。
落ち葉を集める熊手が引っかかり、なかなかすんなりとは集められなくてイライラする。
先代までは毎年ここで集めた落ち葉で堆肥作りをしていた。
その頃は、山の手入れ作業は農耕の一部でこのような障害物の蔓などは無かったのだろう。
きちんと手入された里山は、豊かな恵みをもたらしてくれる財産である。
その頃は、山の手入れ作業は農耕の一部でこのような障害物の蔓などは無かったのだろう。
きちんと手入された里山は、豊かな恵みをもたらしてくれる財産である。
蔓に悩まされながら、山裾まで落ち葉を掃き下ろし、どうにか堆肥作りの囲いに運び込んだ。
十分すぎるほどのボリュームを確保できた。
キレイに掃除されたような山肌は、近くで見ても遠目に見ても『良く手入れされた山』という感じがして実に気持ちがよい。
毎日目にする位置でもあるので、精神衛生上も大変よろしい。
(ブログトップの写真の正面の山は、その一部だ)
(ブログトップの写真の正面の山は、その一部だ)
落ち葉がある時には隠れていて気づかないのだが、掃き清めた山肌に『ジャノヒゲ』のキレイなコバルトブルー・瑠璃色の実が輝いているのを見つけることができる。
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