2012年9月5日水曜日

不思議な大豆

里山も、田んぼも畑も、全く関係ない話。

         

紫色の布の上に、大豆8粒を円状に並べて置く。
同様の8粒円を4つ作り並べる。(下図参照)

         

実験開始。
まず、左上の円の中心部を2秒間見つめる。
次に右上の円を同じように2秒、次に右下の円を2秒、次に左下の円を2秒見つめる。
2〜3回、この作業を続ける。
次に、ランダムにこれらの円を次々と見る。

あるいは、紫の四角の角を時計回りに順番に目で追う。

         

いかがであろうか、視覚に入っている黄色い粒が、視点を移した瞬間に、なにやら勝手に動いてはいまいか?
おそらく、この文章を目で追っている最中にも(凝視しなくても視覚に入っている)黄色い粒は動いているはずだ。
ちょっと気持ち悪い感覚かもしれない。

左上と右下は反時計回り(=左回り)に、右上と左下は時計回り(=右回り)に。
(・・・小生には回転方向はこのように見えるが、回転方向は人によって違うのかもしれない。そしてまた、小生には紫の枠外を見ている時のほうが動きが速いように感じる。)

本来動くはずのないこの黄色い粒が、勝手に動き出す。回りだす。
それもちゃんとギアがかみ合って回転する(ように見える)。
その円は凝視すると回転は止まって見えるが、他は3つの円は動く。
眼球を動かした時にだけ起こる錯覚。

不思議なことに4つは全く同じ構成ながら回転の向きが異なる。
さらに、PCを横向きにしてもそれぞれの円の回転方向は変わらない、ときている。

円がひとつ( ⇨ PCの画面を手で覆ってひとつの円だけ見えるようにしても良い)だと、この現象は起こらない。

理由は分からぬが、なんとも摩訶不思議。
紫と黄色は補色(印用語の基礎知識 補色)の関係。色相関の輪(Color-Circle)でちょうど反対側に位置する。
何かこのあたりに説明の材料はあるのかも知れない。
(この画像は、偶然ネットで見つけた)

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