2012年1月27日金曜日

モズの生け贄

この辺りでもよく目にする一般的な野鳥のモズは、カエルやミミズ、バッタなどの獲物を捕えては、枝の先に刺すという習性がある。
よく「モズの生け贄(いけにえ)」とか「モズの速贄(はやにえ)」と呼ぶものだ。

その具体的な実物を探すとなかなか見つからないのであるが、先日たまたま2種類の生け贄を見つけた。
何日経ってもその哀れな干涸びた姿は変わらず、食べにきている様子も伺えない。
刺したことも忘れているのであろうか。
まったく不可解な本能だ。
生け贄その1 〜 ミミズ 
生け贄その2    〜 バッタ
ミミズもバッタもカラカラ・カチカチの干涸びたミイラ状態である。

いまでも何のためにこのような行動がおこなわれるのかは、全く分かっていないらしい(Wikipediaによる)。
こうしているうちに、腐って落ちるか、あるいは新芽に押し出されて落ちるかであろう。

ここは野鳥の天国でもある。

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