2014年12月11日木曜日

青色LED

青色LEDに関して、日本人科学者3人がノーベル賞の栄誉に輝いた。
今日(12/11)のニュースで3人がスウェーデン国王からメダルと証書を受け取る映像を見たが、日本人としてなんとも嬉しい。
小生は、自慢ではないがLEDの仕組みなどはいくら分かりやすいという解説を聞いても理解できない。
だが、ただ分かったのはこの青色LEDが作り出せたことで光の3原色が揃ったため、全ての色が作り出せるようになったということ。とすれば一気に応用が進むのがこの世界だ。

LED電球は、昔からあるフィラメントが入っている白熱球、あるいは蛍光灯に較べて寿命が格段に長い。LEDは電気の流れが直接光になるので効率も良いし、物理的に劣化するフィラメントを使用していないので長持ち(というか壊れることが無い)・・なのだとか。
かつては、電球が切れるとまだ触れないくらい熱いガラスの電球を手で回してソケットから外し、振って切れ落ちたフィラメントのカラカラという音を確認していたものだが、そんなことはもう近い未来に完全に姿を消すだろう。
寂しくもある。
         
灯りの無い生活には戻れない我々。
街も家の中も、今までと同じ明るさを維持するとすると、消費エネルギーが白熱球に較べて1/10で済むLEDは画期的だ。
消費電気が少なくて済む = 火力発電の量が少なくて済む = 二酸化炭素の発生が少なくて済む
加えて熱をほとんど出さないためにこちらも地球温暖化の防止にも役立つ。
切れることがないので電球交換の必要がない(スカイツリーのような高い場所に適している)。
本体価格はまだ割高だが、これはいずれ技術が解決しよう。
電気の普及が遅れている途上国にもLEDが灯り、子供達にとっても未来を照らす幸せの灯りとなることだろう。
         
街はクリスマスモード。大宮駅前の木々にはイルミネーション。どれもこれもLED。
大宮の上町にある大宮聖愛保育園にも見事な飾り付けがされている。
真っ暗な(・・・比較的家が立ち並んではいる市街地内であっても、田舎は本当に真っ暗なのである)なかにここだけ煌いている。
青色LEDがメインだ
ここに通う園児たちもご両親も通行人も、この暗闇に浮かび上がるイルミネーションを見上げては自然と表情が明るくなる(ことだろう)。
あと少しでクリスマス。
LEDの明るい輝きを見て心がわ~っと華やいだとき、みんなの心にもきっとサンタクロースが来ているに違いない。

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