都会で自分の居場所を見つけることのできなかった橋本愛演じる主人公“いち子”が、故郷の山村・小森に帰り、様々な恵みを与える一方で厳しさも見せる大自然の中、自給自足の生活をしながら、生きる力を充電していく物語、とある。
“生きるために食べる。そして食べるために自分で作る。”がテーマだそうだ。
HPにある予告編を見ただけだが、単なる田舎暮らしバンザイ!だったり、季節の美しい自然風景の中でのありきたりの話ではなく、「農」や「食」や「生」をテーマにした強いメッセージを発しているような映画と見受ける。テーマから推察して、なかなか良さそうな感じがする。
たまには映画も見てみたいと思うのだが、この映画は茨城県ではつくばの映画館でしか上映しない。残念だが見る機会は恐らくないだろう。
企画番組であるので仕方ないとは思うが、自然や田舎そのもの、そこに住み生活している人たちが妙に誤解されかねないような番組映像や編集があまりに多い。
TBSテレビの金スマ・ひとり農業のような域になると、生々しい厳しさもありのままに紹介されてはいるが、それでも地元民からすると不満が無い訳ではない。
もしかしたらきっとこの『little forest』にもそんな部分があるのかもしれないが、あまりチャラチャラした内容ではなさそうだ。
小難しい哲学やら深い思索は、残念ながら、いらないのである。
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