お遊びで付けた名称が『玉川はちみつ』である。ただしこれは由緒正しき(常陸風土記にその名が見られる、歴史ある)当地を流れる小川の名をとって付けたものだ。そして瓶ラベルも手作りし親戚に配ったりして、趣味の域で養蜂(もどき)を楽しんできた。
だが実は、この「玉川はちみつ」という名は東京・町田市にある玉川大学(学園)が、ミツバチ研究の一環として採れたハチミツを販売しているその商標名と同音なのである。玉川大学のそれは「たまがわはちみつ」と全てひらがなではあるが。
当初からこの事実を把握はしていたが、当方は小規模で、かつ親戚などよく知っている人にしか配布しない非売品・プライベートハチミツであることだし、このハチミツを手にしたひとが玉川大学のような大組織が取り扱うブランド商品と混同するとは到底考えられないことから、問題はあるまいと考えていた。
しかしながら、今年のハチミツからは強く希望される方に対しては販売することにしたため、前提が変わってきた。当方が想定していない人の手に渡るということが現実的になったのである。そして嬉しいことに予想以上に希望者が多いのである。
こうなってくると、やはり類似商標を継続して使用するのは不適切である。コンプライアンスの観点からも適切な対応をしておいた方が良いと考えた次第である。
将来のハチミツ事業展開(・・そんなことが果してあるのかどうかは分からぬが)においてネックになるかもしれない。悪い芽は早期の段階から摘んでおいた方が良い。
という訳で、「玉川はちみつ」の名称を変更することにした。
新ブランド名は『玉川里山はちみつ』。
(英語表記:TAMAGAWA SATOYAMA HONEY )
同時に、容器の瓶も、瓶ラベルのデザインも一新することにした。
今回のこういったブランディングの方向性やラベルデザインは、とあるデザイナーに正式にお願いしたものである。
(新進気鋭の若手グラフィックデザイナーである彼女は、商業デザインが専門でグローバルに活躍中だ。ほんの少しの縁あっての知り合いであるが、相談したところこのような当方の訳の分からぬ依頼を快諾してくれた。正直驚いている。きっと彼女にしてみれば容易いレベルのものだったのだろう。。)
コンセプトは、ちょっと高級感のある洒落たハチミツ。
狙いはともかく、写真から伝わるイメージは如何であろうか。
透明シールに色は黒だけでシンプルなロゴ |
瓶は内容量140mlの小型のキューブ型で、手にすっぽりと収まるサイズ。厚手のガラス製だ。蓋はGold。
このタイプに統一した。
みなさまに届けられる日も近いだろう。出来上がったラベル |
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