まったくもって迷惑なヤツラなのである。
田んぼの畔も壊されるとそれはそれで困るのだが、果樹園の樹木や畑の作物にも被害が及びだすと、深刻さの度合いが増す。
ヤマイモの種芋を近所から頂戴し、ヤマイモ栽培に挑戦している(2013/03/19ブログ)のだが、その種芋を埋めた場所が先日ヤツラに見事に穿られて荒らされてしまった。
折角芽が出て、ヤマイモの蔓らしく伸び始まったのに無惨な穴だらけだ。 朝この姿を発見したときの脱力感といったら・・・。 |
10本の種芋を1列に並べて植え目印の棒を立てたのに、残ったのは僅かに3本のみ。あとは見ての通り。イモそのものが見当たらない。喰われてしまったようだ。
(幸いこの後はこれ以上の被害に遭わず順調に成長しているので、今はネットを張っている)
いったいどうやって土中のイモの存在が分かるのかが不思議で仕方ない。夜間に荒らしているのだから嗅覚しかない。
感心している場合ではないのだが、ヤツラの嗅覚とはかように優れているようだ。
そして被害はブルーベリーの苗木(・・植えたばかりの樹だ)にも及んでいるのを見つけた。
やはり同じように地面をほじくられ、苗木は無惨にもバラバラに折られていた。
確かに根元には堆肥を入れたのだが、その匂いでも感じとったのだうろうか。ミミズがそこだけ特に多いということはないと思うのだが。
田んぼの畦道被害と言い、これらの樹木・作物の被害と言い、いつもの年より格段に酷い。
狩猟をする人が居なくなったせいで、棲息頭数が増えヤツラの食べ物が不足しているのかもしれない。
常陸大宮市としてもイノシシ被害を食い止めるため捕獲を行っている(市の防災無線でときどき連絡がなされる)ようだが、ここに棲むイノシシは依然として悠々自適に暮らしているようだ。
だからといってイノシシ対策として県北の山間部の畑に見られるような畑の周囲を全てトタンで囲むようなことも出来ないしなぁ。
これまでも、トウモロコシの収穫時期にはハクビシンが襲ってくるし、ブルーベリーの収穫時期には鳥が飛来し、で鳥獣被害にあってきた。
(更に今年は遅霜という予期せぬ天災もあり、サクランボはあっけなく全滅してしまった)
そしてついに畑にまて下りてきたイノシシである。
捕獲器設置も検討しようかと思うが、また要らぬ出費が発生するし・・・。
里山周辺の農業ではある程度避けて通れないことと割り切るか。
それにしても里山ライフでは、意外と悩みは多くて深刻だったりするのである。
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