2024年11月20日水曜日
薪ストーブ点火
2024年11月13日水曜日
イノシシ被害を減らすために罠を
また害獣イノシシの出没が顕著になってきた。
何かしらのエサになるものを地中に求めて彷徨し、硬い地面をほじくっているのであろうが、そのほじくられている痕跡を眺めると、奴らはあまり場所を選んでいない。田んぼあり、畑あり、山道あり、雑木林あり、切り株の根っこ部分あり、といった具合だ。耕作放棄の田んぼの草むらなどは、人が機械で耕したかの如く見事に凸凹に攪乱されている。(これだけの労力をかけて土をほじくって得られるエサとは、いったいどんなものでどれだけの量があるというのか? あのデカい図体を維持する・子供を産んで育てるだけの必要カロリーは賄えているのであろうか? という疑問は尽きない。・・・のだが、かように生体個数が増えているようなので十分なのであることは間違いない)
イノシシの狩猟解禁は11月15日の日の出からである。そのタイミング合わせて、市から鳥獣捕獲許可を得た方によって箱わな(檻)1台とくくりわな(脚をワイヤーロープで括るタイプ)3個が我が家の山に仕掛けられた。(私的な無許可設置・違法設置ではなく、正式手続きを経た公的設置である)
箱わなの中にはエサとなる米ぬかを置いた |
被害に悩む我々としては、仕掛けた以上は捕獲されることを強く望むものである。とはいえ、できるだけ殺生は避けたいという気持ちも多々ある。これらのわなを警戒して出没しなくなるのであればそれが一番良い。
2024年11月11日月曜日
ひこばえ刈り
この地でもイネの二期作ができる日が来るのではないか。
ほぼ例年通りに9月上旬に稲刈りをした田んぼは、その後も暖かい(というか暑い)日がずっと続いたおかげで、稲株から新しい芽が生え、花も咲いたし実も付いた(2024/9/29投稿)。
昔ならば10月に入ればすこしずつ寒くなり、ひこばえの成長は止まり、実が付いたにしても中身はスカスカが普通だった。しかしながら今年は30~40センチほどに伸びて割としっかりとした稲穂が付くほどになった。
かつての緑の絨毯も黄金色に染まった |
稲刈り後には田んぼの土を起耕しておくのだが、この長いひこばえが(機械に絡まって)邪魔なので刈る作業が必要になった。
稲穂を手にして籾をつぶしてみると、本番の品質には及ばないが食べようと思えば食べられる粒になっている。もっともっと暑い日が当たり前に続くような時代が来るようなら、稲の二期作も可能ではあるまいか。そんなことを思いながらの刈取り作業だった。
2024年11月6日水曜日
はにわ展
いま上野の東京国立博物館で開催されている特別展「はにわ」を見てきた。
白眉は国宝「挂甲の武人」。6世紀に群馬で作られ埋葬された埴輪だ。1300年以上前のもの。あれこれと想像が駆け巡る。
写真では幾度も見てきた有名な埴輪だが、やはり実物を間近で見ると本物の醸し出すオーラがすごい。制作した工人はどんな気持ちかしらん。
(博物館としては異例な写真撮影OKの展示であるので遠慮なく撮影してきた)他にも全国から集まった埴輪(上の写真のゆるキャラのような埴輪、動物の埴輪、家型埴輪などなど)が数多く展示され、古代の人々の息吹を十分に感じることができる企画展だ。
普段使うことのない脳の部分を心地よく刺激してきた。文化の秋。。。
2024年10月30日水曜日
枝垂れ桜も
一年に二回、春と秋に花をつける「フユザクラ」は今年もちゃんと開花している。春のソメイヨシノなどに比べて花の数は寂しいが、それでも枝に白い花が確認されるとなんだか嬉しい気分になる。
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付近のサクラの樹を見て回ると枝垂サクラ(たしか吉野枝垂れだったと思う)の枝にも一輪の花が付いているのを発見した。蕾は他にも確認できるのであと数輪は咲きそうな気配だ。
夏からつい先日までの異常なまでの高温期が続いた影響であろうかしらん。妙なタイミングでサクラ開花に必要な寒さ(・・・というか寒暖の差でセンサーが勘違いするのかもしれない)を感知してしまい、このタイミングで開花スイッチがONになったようだ。可哀そうだが彼らに罪はない。
植物の生態系が少しずつ変化してきているような気がする。考え過ぎだろうか。
2024年10月17日木曜日
八溝山頂
県内最高峰1,022メートルの八溝山。さすがに下界とは違って秋の冷涼な空気に満ち溢れていた。すでに一部の紅葉も始まっている。
山頂近くにある日輪寺に立ち寄った。滅多に人が訪れれることがない山中の寺。ご住職が色付き始まった境内のモミジを愛おしく眺めておられた。
来週には一段と秋が深まり、このモミジをはじめあたり一面が錦秋の彩りとなるのだろう。また訪れて眺めてみたいと思うが、ちと遠いし、アクセスが厳しい(クルマのすれ違いが出来ないような細くて急な道が多い。八溝の紅葉を見たいと同じことを考える人がいるだろうから混み合う心配がある。ギリギリのハンドル捌きは残念だが自信がない)。
2024年10月15日火曜日
なんちゃら彗星は見えたか・・・
ここ数日間は夕暮れ時に西の空になんちゃら彗星とかいう彗星が肉眼でも観察できる、という報道があった。
西の空は晴れていて金星が確認できる (電線が張られていない真ん中の電柱のほぼ上側) |
テレビではほうき星というだけあって立派なしっぽをなびかせている画像が出ていた。あくまでこれは立派な撮影器具(望遠レンズだったり、しっかりした三脚などの固定器具であったり、高感度機能のカメラだったり、に加えてプロの撮影技術)を駆使したうえでの撮影に違いない。でもあんなのが普通に肉眼で見えたらすごい、見てみたいと思う。だが最近は老眼が進んできたので「肉眼」はとても無理だろう。
昨日は雲が多くてダメだったが、本日(10/15)は雲は多少あるものの西の空は宵の明星がはっきりと確認できるくらい晴れ渡っている。もしかしたら見られるチャンスなのかもしれない。
暗くなりかけたころから、山頂から西方面の展望が良い近くの山にはご近所にお住まいの写真がご趣味の方々数人がカメラ片手に登り始めた。(整備された道があり歩いてすぐに登れる手軽な山で、展望が良い場所はこの辺りではここだけ。見下ろす範囲に人工的な光はほとんど無いのも幸いだろう)
この90のLEDライトが光る山の頂から 西の空を狙っている写真愛好家が数名いる (右手の鉄塔側に一つだけあかりがあるのはその一人の手元ライトだろう) |
よい彗星写真が撮影出来たら良いと思う。
※ なんちゃら彗星=「紫金山・アトラス彗星」だそうだ。
2024年10月11日金曜日
細葉柊南天は蜜
今年もまたスズメバチがこの花の開花を待っていたようだ。
細葉柊南天の花だ。特に目立つ華やかさはない黄色いつぶつぶの花だ。香りが強烈ということもない。これは人間の目や鼻で認識出来ないだけで、スズメバチ、ミツバチにすると他の花を凌駕する魅力的な花のようだ。
感覚的にはミツバチよりもむしろスズメバチを惹きつけているように思えてならない。試しにネズミ取りシートを置いてみたら短時間でこの状態だ。
この連中による今シーズンのミツバチの被害は5箱にのぼる。あと少しで採蜜を、と考えていた巣箱はこのうち3箱。年に10回も無い採蜜の機会だから被害は甚大だ。
あと一月はコイツらとにらめっこだ。
2024年10月5日土曜日
キバナコスモス
近隣某所にこのキバナコスモスがまとまって咲いている場所があり、そのお宅のご厚意で種子を大量にいただくことができた。
2024年9月29日日曜日
ひこばえ
稲刈りが終わった田んぼは緑のじゅうたんを敷き詰めたかのように緑一色だ。
稲株(茎)から生え出た新しい稲が20~30cmほど伸びてきている。「ひこばえ」とか「二番穂」とか呼ばれる芽だ。ほとんどの株からは新たな花が咲き可愛らしい実が付いている。この稲はこれから涼しくなり気温が20℃を下回るような当地においては不稔となり中身は空っぽとなる。そして枯れてしまう。
カラッとした晴天が何日も続かないので脱穀作業が大幅に遅れているが、少しずつ作業は進められている。つい先日までの猛暑が収まってい来たので作業は楽だ。
頬を撫でる風がすっかり秋の涼風で、ふと気づけば微かにキンモクセイの匂い。
秋だなあ。。。あと三か月で今年も終る。
2024年9月15日日曜日
スズメバチ猛襲 被害続出
稲刈りの作業に追われるあまり、ミツバチの巣箱の見回りが後手に回ったツケがきた。
気にはなっていたがスズメバチの飛来が増えていたのに金網を張るのが遅れたことで、今月末に蜜を採る予定にしていた巣箱が全滅の被害にあった。それも3箱も。。毎年繰り広げられるこの残念な事態に、何も手をこまねいているわけではない。
2024年9月8日日曜日
今年は倒れた稲が多い
新米が出回り始める時期となった。だが巷間では「米不足」とのニュースが囂しい。
品薄とか無くなりそうだと耳にすると、いきなり不安が極度に急激に高まる日本人の習性。
農家だから米は手元にたんまりあるのだろうと考える向きもあろうが、決してそんな事はない。自家消費分と個人的な販売ルート分を除いては出荷してしまうため収穫期を除いて余分な米は手元にないのが普通である。よく考えれば理解できるはずだ。
いま至るところで見られる稲刈り作業。見事にキレイに全面倒伏している田んぼも目立つ。
2024年9月2日月曜日
二百十日の稲刈り
2024年8月27日火曜日
2024年8月20日火曜日
2024年8月13日火曜日
バラが咲いた
少し前になるが、ある方からバラの枝を2本貰った。某有名花屋に並べられていた真紅のバラとのことだ。もう花びらは付いていないが挿し木にしてみたらどうだ、とくれた。小生がこのような試しみを何より好きなことをよく知ってくれている。ありがたい。
田舎者なので有名大手フラワーショップと聞いただけで、華やいだ街角、おしゃれで粋なディスプレイの店舗、色とりどりの花々、そこで高級な花を買い求めるセレブリティを想像してしまい緊張する。悲しいかな、利用したことは無い。野に在って人の目に触れることもない野生の花ばかり見慣れたている我が身には別世界だ。だが、どのよような花でも人のココロに潤いを与えてくれる力は同じだ。
この枝は有名どころのフラワーショップで販売していたようなバラだから、さぞかし高級感あふれた色であり姿なのだろう。ちょっとした期待感にワクワクしてきた。
たぶんこんなふうに店頭に飾られていたのだろう |
あまた花はあるが、こんなにも人を魅了して止まない不思議な生花は他に無いだろう。
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枝を手にして、ここでいつもの(しょうもない)チャレンジ心が湧き上がった。真紅でうっとりするような花を咲かせて見やろうではないか。ダメ元である、試さない手はない。
当初あれほど気合いが入った割にはさほど精魂込めて管理した訳ではないが、どうやらちゃんと発根して根付いてくれていたようだ。やや小振りで花弁は少々不揃い、虫食い葉っぱだが、色は正にイメージした通りの真紅。「寸分の隙も無い凛とした美形」とは言えないまでも「the rose」の風格を感じさせるに十分な姿だと、ひとり密かに感動した次第。
これって「バラが咲いた」(マイク真木)の世界である。たったひとつだが咲いたバラでパッとそこだけ明るくなった感じがするから不思議だ。
もっとたくさん増やしたいという欲が沸々と湧いてきている。自分で楽しむ分には問題無かろう。やりかた次第では真紅のバラが咲く魅惑のThe rose gardenも夢ではではない。2024年8月9日金曜日
ドライブルーベリー
2024年8月6日火曜日
ハスの需給ミスマッチ
ここ数年は古代ハスの咲き方が疎で不揃いだったり斑らだったりで今ひとつだった。
だが今年は蓮池全体に葉が茂りツボミもいい感じに出ている。朝の早い時間は花弁が一斉に開き咲き揃うのでなかなか壮観だ。
訪れる方のため定期的に周囲を草刈りして環境整備と景観の維持に努めている。畦道にも葉とツボミが付いた芽がたくさん生えてくるためこれらを刈り取ることになる。
生け花においてはハスは夏を代表する素材だと聞いたことがある。切り取った側から萎れてくるハス。水揚げ処理するとしても生けるまて「時間勝負」の繊細な植物。
かようにいたずらに刈り取っているのがもったいないと何時も思う。お申し出あれば提供できるのだが。珍しい季節の生け花素材を使ってみたい方もおられるはすだ。足が早い素材であるが故の需給のミスマッチ。
などと思いながら次から次へと咲くハスを眺めている。
2024年7月18日木曜日
ミソハギが熱い
このお花畑に、朝早い時間に二ホンミツバチがたくさん訪花している。数十匹が群れ飛んでいてあちらこちらの花を巡っている。羽音がとてもうるさい。
不思議と陽が高い日中にはほとんど見かけない。どうやら花の種類によって蜜がたくさん出る時間帯というのがあるのだろう。このミソハギは朝一番のようだ。
美味しい蜜が出る花だということ、蜜がたくさん出る時間帯があることなど、これらの彼らミツバチたちが生存してゆくための極めて重要な情報というのは、群れの皆が共有して知っているようだ。
ほんとうに賢いミツバチたちだ。
2024年7月12日金曜日
「そそっぺ」
今回のこのことばも、ある年配者が会話の中でいきなり使って(まさに不意打ちだった・・)ビックリするとともに妙に嬉しくなってしまったものだ。ごく自然で違和感ないところを見ると彼の生活ではまだまだだ日常的に使われている現役のワードに違いない。
「そそっぺ」
これの意味がわかる人は高齢者を中心としてまだ一定数いるだろうが、実際に正しく会話の中で使う・使える人は少ないと推察する。
広い意味としては、標準語の「ぞんざい」が近いか。「雑」や「下手」、「乱暴」とかの意が強めで、心がこもっていない状態や行為を表す際に使うようだ。だが、小生の感覚、狭義としては「丁寧でない字」や「悪筆」という意で、文字を書くことに関連した形容に使われることが多いワードと思っている。さて皆さんの理解はどうだろうか。(自身が過去に使ってきた感じとして)次のような使用例しか思い浮かばない。
【例】 こんてなそそっぺだど読めめ
(こんな心がこもっていない・下手くそな・丁寧でない字では読めないよ)
※読めめ = 読めまいの茨城式の転化。「まい」は否定的な推量を表す
近時、手書き文字を他人に渡す機会は少ない。ワープロ・パソコン等が無く文字を手書きするのが当たり前の時代においては人へ正しく用件を伝えるためにはちゃんと読んでもらえる文字を書くべしという常識があったことからきている言葉であろう思っている。この前提に立てばこのワードの使用頻度もおのずと低くなるわけだ。読み手が読みやすいように(下手でも良いが)丁寧にココロを込めて書きなさいよ、という人として大切な教えも背後にあったのであろうか。なかなか深いよなぁ、茨城弁って。
小難しいことを言うと、きっと粗略の意の「粗粗」に、筆致の意の「筆」が付いた「粗粗筆(そそぴつ)」なる単語があって「ぴつ」が「ぺ」へと口語転化してきたのだろうなどと思っている。
ちょっと雅で、難解で、格調高い漢語調の単語を取り入れごく自然に日常会話とする茨城弁、素敵すぎる。。ホントのところはしらんけど。
茨城弁、奥が深いです。
ミソハギもヒマワリも元気だ ミツバチがたくさん訪花している |
2024年7月9日火曜日
分蜂群飛来ス
2024年7月8日月曜日
茨城弁「〇〇ぐし」
猛暑日が続き、早くもミソハギが咲き出した |
2024年7月7日日曜日
古代ハス 見ごろを迎える
2024年6月28日金曜日
古代ハス開花
2024年6月24日月曜日
2024 梅仕事 青梅のはちみつ漬け
2024年6月19日水曜日
水郡線全線開通 祝90周年
我々が愛してやまない水郡線が郡山まで全線開通(1934年12月)して今年で90周年となる(なお、玉川村駅が開業したのは1922年12月なので102年だ)。茨城県もJR東もいろいろと記念行事・補助事業を繰り広げている。
それらに合わせ、地元民として細やかではあるが協力したいと考えた。おのずとできることは限られるため、2年前に「100」の文字をLEDソーラーライトで浮かび上がらせた山肌に今回は「90」の文字を設置してみた。
設置する場所が湾曲している凸状態の山肌であるので完全に整ったフォルムで文字を表すのは出来ないが、前回のノウハウがあったので一発の作業でもって、誰が見てもわかる程度の文字にはできた。
(8月には京都五山の送り火の大文字を真似て、お盆の時だけ一時的に「大」の字にするつもりだが)このまま今年いっぱいは90を山肌に表示しておきたいと思う。夜間しか見えない文字だ。「たまたま目に入った」でもよい。気付く人が気付いてくれたらそれでよい。
I💛水郡線