正月飾りを我が家で採れた材料をメインに作ってみた。ちょいとこじゃれた質素なものだ。
素材は我が家の田んぼで採れた稲穂と庭の南天の葉。それを奉書で巻き紅白の水引をあしらった簡単なものだ。
稲穂は9月初旬にイネ刈取りした後に稲株から再び生えて伸びてきたひこばえを刈りとったものだ。稲モミが程よく付いているし、全体の長さも40〜50センチで最適だ。
庭の南天は実が鳥に食べられて無いため緑の葉っぱのみ。赤色があるとぐっと引き締まるのだがそれは我慢したい。
地元で採れたこれらの材料(特に稲穂は我が家の田んぼのものだ)には地元の産土神が宿っていると考えるのは、素朴で自然でステキな思考ではなかろうか。質素な正月飾りは多少見てくれに難はあっても「魂」が宿っている気がする。
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